「誤報!」で良かったのだが・・・。

 午前五時過ぎの大きな揺れで目が醒め、ラジオのニュースを布団の上でうつらうつらしながら聞いていたら、7時頃、隣接自治体の防災用同報無線のスピーカーから男性の声で、「只今東海地震注意情報が発表されました」と流れた。
 先ほどの地震の震源地も想定震源域の中だ。「いよいよ来たか!」と思った。
 妻に「暫く、最低1週間程は、帰ってこないから」と告げ、支度を始めた。遠隔地で下宿をしている娘にも早めに連絡しておく必要があるだろう。備蓄の水や食料、燃料、山用具で使えるものも、出しやすい場所に移す必要がある。私は職務として、妻は地域のボランティアとして災害対策に当たり、両方とも当分自宅には帰れないだろう。
 そう言う思いで支度をしながらテレビをつけて、確認しようとしたのだが、このことは一切報じていない。先程の防災用同報無線も一度放送した後は黙ったままだ。
 暫くしてニュースが「『東海地震"観測!情報』」が発表された」と報じた。"観測"程度では同報無線は流さないものだ。多分、隣接市の防災担当者は"注意"と"観測"とを混同したのだ。私はその"観測"を"注意"と聞き違えたのだろう。誤報に怒りが込みあげるよりも、ホッとした分の方が遙かに大きかった。

東海地震に関する情報には"観測" "注意" "予知"の三段階があり、"観測"はその最も警戒度の低いものだ。

東海地震に関する情報 気象庁

2000年9月11日の東海豪雨のときも、職場に約1週間泊まり込んだ。
昼間は通常の勤務をこなしての上だから、正直言って相当にキツイ。"本来の職務ではない"という理由で、その分の手当も、代休もない。だから"命令"はなく、強く"お願い"される。当然のこととして、管理職ならウンもスンもない。
 手当や代休が付くのは防災を職務として担当する部署の役人だけだ。そうそう、避難所を実際に切り盛りし、避難民のお世話をする地域のボランティアにも、手当はおろか代休もない。
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by taketombow | 2009-08-11 09:39 | 雑感  

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