今夏の「南アルプス」 塩見岳から農鳥岳

 何も見えない雨の中を、ひたすら歩いただけ。

 だが、南アルプスの雄大さを実感させてくれる山旅でもあった。
 入り口は中央道松川ICの村営登山バスのバス停。(高速バスのバス停とは違う。料金ゲートを出たところにあるので注意が必要)約2時間揺られて鳥倉林道終点ゲートまで到着する。例年なら、登山口まで運んでくれるが、途中の山側法面崩落のため、今年は約30分余計に歩くことになる。天気が良かったのはここまで、後は雨とガスの中ひたすら歩いた。風が殆ど無かったのが不幸中の幸いといったところ。夏山なので、汗対策はそれなりに考えていたが、汗で中から濡れた。特に、山靴の中まで濡れたのは、不快極まりなかった。泊まりは三伏峠小屋と熊ノ平小屋。熊ノ平小屋の水は豊富でとても冷たく美味い。
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小屋を出て数十分後、三伏山から一瞬だけだったが塩見岳が見えた。振り返れば、樹林の中に三伏峠小屋の青い屋根が見える。
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塩見岳北側斜面のガレ場でミヤマオダマキを見つけた。
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三国平から農鳥岳へのトラバースルートのガレ場には黒百合が・・。
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大小の岩がゴロゴロしている中を、只ひたすら歩く。
 大凡の歩行時間は
1日目が3時間、2、3日目がそれぞれ11時間。

「下山後は奈良田にある『奈良田の里』」で一風呂浴びて美味しい料理を!」と期待していたのだが、食事等は午後3時までの営業だった。風呂の営業は5時までだったので、湯に浸かり汗を流し垢をしっかりと落とすことはできたが、手打ち蕎麦とジョッキ生ビールにはありつけなかった。仕方なく、非常食としてとってあった友人の魚肉ソーセージ、私のカロリーメイトを肴に、辛うじて自動販売機で購入できた缶ビールでささやかな祝杯をあげた。

奈良田からは1日4本のみの定期バス「山交タウンコーチ」で約1時間30分かけて身延線の身延駅に出る。そこから特急「ワイドビューふじかわ」で静岡へ、静岡で新幹線に乗りかえて帰宅ということになる。

奈良田のバス停周辺には飲食店は全くないし、身延駅前にも気軽に食べられそうな店はない。ホームの蕎麦うどんの類は身延駅は勿論のこと、静岡駅も閉まっていた。
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by taketombow | 2009-08-12 08:15 | 私の山歩き  

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