飲酒校長「諭旨免職」

 今年4月に酒気帯び運転で幼児をはねた東京葛飾区立中学校長を諭旨免職にすることに決めた。    日本教育新聞(7月11日)

 「懲戒免職」だと退職金は支払われない。しかし、諭旨免職なら支払われる。でも、これで良かったのだろうか。
 1 けがは軽かった(頭部にたんこぶのみ)
 2 被害者とは和解が成立している
 3 けがについては不起訴処分となった
 4 問題校の再生等、学校経営の手腕が高く評価されている
 5 前々任校のPTAや卒業生を中心に6000人以上の署名が集まった
等の事情によるものらしい。

もし、これが一般の会社員だったらどうだろうか。たぶん、即時に解雇となるだろう。もちろん、誰も署名活動もしてくれないだろう。処分が甘すぎるのではないだろうか。「経営手腕が高く評価され」るような校長だからこそ、やってはいけないことだったのだ。

「ノブレスオブリジエ」という言葉がある。

 以前に比し、教師の社会的地位は低くなっているとはいうものの、それなりに期待されている部分は多い。
 家族の問題、今後の生活の問題等々色々考えれば気の毒になることは多い。だからこそ、私たちは、自分の行動を自己規制しているのだ。その自己規制ができなかったのだから、「有能な校長」以前に「一人の教育者」としても「一社会人」としても、失格していたのだ。

 そのような校長に温情をかけることにより、「教師」への評価を下げることにならないか。
心配である。
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by taketombow | 2005-07-25 14:55 | ニースに接して  

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