螢坂

d0054692_9481461.jpg北森 鴻 著
ISBN:406212579X 講談社 刊
定価 1,680(1600+TAX)円


三軒茶屋にある不思議な何気なく入った不思議なビアバー香奈里屋。その店主工藤が時を超えた不意気世界へといざなう。香奈里屋の主人と、常連客が織りなす様々な人生模様をオムニバス形式で書きつづる。随所に出てくるおいしそうな料理と飲み物の描写も魅力的だ。 表題作はその第一話 スランプから逃れるべく中東の戦場へ赴いたカメラマンの有坂。出発前に恋人の奈津美が案内してくれた蛍坂には、小さな光がはかなげな光っていた。なくした若き日々、哀切を込めて振り返る小品。
 「失ったものは帰ってこない」
この分かり切ったことを、私はたちは何度と無く繰り返してしまい、後から悔やむ。
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by taketombow | 2005-08-27 09:49 | 私の本棚から  

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