登山届の個人情報 管理責任は何処に?

 山へ行くたびに不安に思うことが一つだけある。
事故や遭難のことではない。(そのような不安のある山行計画は最初から立てない)登山の都度提出する登山届けだ。流石に、この頃頻繁に行く鈴鹿の日帰りでは出したことはないが、初めてだったり久し振りに登る山や、山中で一泊以上するときは必ず提出するようにしている。
 しかし、その管理は甚だ心許ない気がするのだ。
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御在所岳の中道、一ノ谷新道、本谷道の場合、登山口に緑色の公衆電話ポストを再利用したものが設置してあり、その中にレターケースが入っている。3つある引き出しの一つに記入用紙が入っており、記入した後その下の引き出しに入れる事になっている。つまり、誰でも見ることができ、近くに人影がなければ持ち去ることもできる。
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 登山届けは万が一の時に備えてのものだ。虚偽を書く人はいないだろう。とすれば、必要な人にとっては、かなり信頼性の高い個人情報である。

 これらの情報が盗まれ悪用される恐れは無いのであろうか。

他の山域の場合、有人の登山指導書があって直接提出したり、無人の場合は郵便ポストのような、容易には取り出せない形になっているものも多い。

振り込め詐欺の集団がこの個人情報を入手し、「遭難を装って留守宅へ電話を掛け、捜索費用を騙し取る」という風な被害が近い将来出ないとは言い切れない。
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 適切な個人情報の管理が望まれる。

民間でも、5000件以上のデータがあれば個人情報保護法の適用対象になるし、国や地方公共団体、外郭団体が集めた個人情報は当然のこととしてすべてが「守秘義務」の対象になるはずだ。
 御在所岳近辺の場合、用紙の提出先は三重県警四日市西警察署となっており、設置主体は明確ではないが、菰野町、四日市西警察署の表示がある。

 一刻も早い対策を望みたい。

※ 10月15日、同趣旨の文を、メールで三重県警のWEBから送信した。回答の有無に関わらず、回答がなかったら「無い」と、有ったら「内容」を後日、ここでお知らせするつもりだ。

※ 10月25日回答が届いた。詳細はコメント欄で触れる。
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by taketombow | 2005-10-28 21:44 | 私の山歩き  

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