合唱組曲「山に祈る」

 昭和40年代に聴いた曲で、清水脩作曲の合唱組曲「山に祈る」という作品がある。
ある大学生の冬山遭難事件を題材に組曲にしたものだ。当時「山男の歌」で人気絶頂の男性コーラスグループ、ダーク・ダックスの依頼で作曲したという。
 当時通っていた高校の音楽の授業で聴いた。とても気に入り、後日(といっても,大学卒業後のこと,就職し給料を貰うようになってからだ)レコード店でLPアルバムを購入した。

先日、アイゼンの爪を鑢で磨いていたら、その中の一曲のフレーズがふと口からこぼれ出た。

「山よ おまえの懐は 山の男の・・・・」

その後はもう出てこない。

 レコードを聴きたくても、レコードプレイヤーそのものが、既に無い。故障したレコードプレイヤーを処分したとき、レコードのコレクションも始末してしまった。

amazonでCDを探したが、昔の曲なのでCD化はされてないようだ。

ググってみたら、慶応大学男声合唱団の慶応ワグネルの演奏ファイルを見つけた。
1998年の第123回定期公演の様子のライブである。

母一人子二人家庭の長男。決まった就職、間近に迫った大学卒業。
山への憧れ、期待が天候の急変とともに不安、恐怖、後悔へと変わっていく。そして、最後の曲で悲しいクライマックスを迎える。

「山の歌」
「リュック・サックの歌」
「山小屋の歌」
「山を憶う」
「吹雪の歌」
「お母さん、ごめんなさい」

これらの曲を母親役の女声のナレーションでつないでいる。
この組曲を構成するこれらの曲は一つの歌曲としてもそれぞれ、聴き応えがある。
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by taketombow | 2006-01-31 18:00 | 私の山歩き  

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