新聞は事実を伝える!?だけど・・

4月7日(金)の夕刊 の見出しに こんなものがあったことにお気づきだろうか?

日経 携帯純増数、ドコモが3年ぶり首位・05年度
中日(東京) ドコモ3年ぶり首位
朝日 携帯電話純増 auがトップ

携帯電話契約者の純増数(新規契約者数から解約者数を差し引いたもの)を報じたものだ。
いずれも記事の情報源は、電気通信事業者協会が4月7日に発表した2005年度の数値だ。

同じデータを使って記事を書いているのに「昨年度のトップ」が違う。
いずれかの新聞が誤報なのだろうか。

いや、いずれも正しいのだ。

KDDは、auとtukaとの二つのブランドで携帯電話事業を展開している。昨年度は、tukaからauへの無料乗り換えを進めた。だから、auは契約者数が増加した。一方tukaは解約者が急増した。だから、KDDIという携帯電話事業会社として見た場合、auは契約数が増えたがtukaの解約数も増えたため、全体としてはDoCoMoのそれに及ばなかったのだ。

だから、会社としての純増数トップはDoCoMo、ブランドとしての純増数トップはauということになる。

このように、ニュースは扱い方により、どのようにも報じることができる。

私たちは、その真実を見抜く力が求められている。

「情報は民主主義の通貨」とも言われる。


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by taketombow | 2006-04-11 01:53 | ニースに接して  

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