対人援助職の心の健康
妻は児童相談所の相談係、対人援助職だったという。
質・量ともに想像を絶する問題を抱えた、子ども達と保護者。連日、それらと向き合う仕事だった。それらに正面から向き合う間に、自分自身の問題として心の中に抱え込んでしまったのだろうか。
自ら命を絶とうとした妻、身体を張って止めようとした夫。
心ならずも、自分でなく愛する夫の命を奪ってしまった。
この妻は、この先どんな思いで生きていくのだろうか。果たして、心の平衡を保っていられるのだろうか。
なんとも辛く、重く、暗い話題だ。
ストレス社会で生きている私たちは、ストレス解消を意識的に行わないと、心の平衡さえも保てなくなる。
こんな本も最近出版されたばかりだった。
「対人援助職のメンタルケア―看護師、心理士、教員などとその家族のために」
「まず、あなたが幸せでなければ」 簡単だけど難しいことだ。自分も、周囲も意識の下で”自己犠牲”を要求してしまう風潮がある。
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by taketombow | 2006-08-26 22:00 | ニースに接して