心の脆さと表現力の乏しさ、そしてその哀しさ

 山口県の高専生殺害事件は、「被疑者が自殺体で発見」という形で幕を閉じた。

 被害者とその家族の悲しみには、計り知れないものがあるだろう。
心からの悲しみと同情とお悔やみを申し上げたい。

 それとともに、犯人と推測される男子学生が哀れに思えて仕方がない。

 犯人と被害者との間に何があったのだろうか。何も語れないまま、何も語らないまま、二人とも逝ってしまったので真相は分からない。

 しかし、やや内気で自分の気持ちを表現するのが下手、激昂し易く心が脆いという、典型的な今の若者の姿が浮かんでくる。

 高専に進学したくらいだから、知的には平均的かそれ以上で、真面目で努力家だったと思う。

 思春期特有の仄かな恋心、同級生に寄せた淡い思いが、このような形で終わってしまったことが、哀れでならない。

 彼は、被害者のみならず自分も殺してしまった。


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by taketombow | 2006-09-09 19:33 | ニースに接して  

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