「悪魔の囁き?」奈落の底まで堕ちて行くのか?

 NHK富山放送局長が万引をした。
これに便乗したNHK批判や、この行為の擁護や批判をするつもりは毛頭無い。
「悪いことは悪い」のであり、組織であるNHKとも関係のないことだ。

 富山といえども、NHKの局長といえば地元では名士である。経済的に困窮してのこととも思えない。
 一方、たとえ5000円といえども万引きは犯罪だ。それなりの立場にいる者がそのようなことをすれば、たちどころにして地位も名誉も失うことは分かっているはず。なのに、彼の背中を押したモノは一体何だったろうか。

 それを知りたい。

最近では早稲田大学大学院の教授だった植草氏、それから人気グループ「ラッツ&スター」の元メンバーでタレントだった田代まさし氏など、それなりの地位や立場がある男性が破廉恥な犯罪を繰り返し自滅していく。「ちかん」や「のぞき」などの軽犯罪だが、一度だけならまだしも、数回繰り返したとあっては、彼らの元の舞台への復帰はあり得ないだろう。
 地位や名誉だけでなく、家庭も収入の道も失ってしまった。

 単なる性欲や好奇心を満足させるだけだったら、現代社会では有料・無料を問わずいくらでも方法はある。それらの事は彼らも十分分かっているはずだ。
 なのに、彼らをその誤った方向へと導き、破滅させようとする「力」は一体何だろうか。

 ひょっとしたら本人の意志だけではもはやコントロールの効かない、大きな力につき動かされているのかも知れない。

 彼らには倫理面の指導よりメンタル面のケアが求められている。

富山の局長が ここで踏み留まることを祈りたい。

※10/7 15:00追記 
 集英社新書 から 作家・精神科医の加賀乙彦氏 が「悪魔のささやき」という本を出している。これで扱っているのは、オウム事件、池田小事件等重大事件が中心だが、このような「悪魔のささやき」 が聞こえ影響されるのは、自分の心がふわふわとした何も考えない状態の時だと言っている。そして、「悪魔のささやき」とは、誰もが心の奥底に棲まわせている悪しきものだという。そのことに無自覚だと、内なる悪魔につき動かされてしまうことがあるのだという。本物の知を育て、個を育てることで防ぐことができるのだと。
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by taketombow | 2006-10-07 11:32 | ニースに接して  

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