どうしても「フクジュソウ」を見たい。
土曜日(今日)は夕方から仕事がらみの会合。明日はこれまたやんごとない用事で午前中が潰れている。
それでも何とかして行きたいなあと、あれこれ考えながら床に入った。
4時頃、微かに聞こえるラジオの音で目が覚めた。(この頃寝付きが悪い。ナイトキャップを少し飲った上に、NHKラジオの深夜放送を子守歌代わりに流して何となく聞きながら寝付く日が続いている。どうも昨夜もスイッチを消し忘れたようだ)
雨戸をそっと開け、空を見ると星空だ。しめしめ、今日は好天。
今すぐ出かけて、午前中に下山し、昼過ぎ帰宅すれば、山道具の整理、着替えの時間を考えても何とかなる。汗は、山麓の「あげき温泉」でひとっ風呂浴びれば何とかなる。
早速、台所をゴソゴソとやって山の用意をする。今日の山上での食事は「土鍋味噌煮込みうどん」。
家を出たのが午前5時15分。未だ暗い早朝の高速をひたすら走る。道は空いており、藤原岳山麓の無料休憩所へは6時過ぎに着いてしまった。朝食代わりに、熱い紅茶にブドウ糖を溶かしたものを流し込み40分頃に出発。
歩き始めて少ししてふと足元を見ると見事な霜柱だった。霜柱を見たのは、この冬初めてだ。
フクジュソウが朝の光を浴びて大きく花開いている。
山上の山小屋は当然貸し切り状態。1時間近くかけて土鍋で味噌煮込みうどんを食べる。今日の味噌煮込みは、近所の食品スーパーで買った瑞穂区「樽正」の製品。麺の食感、スープの味は「可もなく不可もなく」といったところ。頂き物の葱をザックりと大きめに切り、土鍋に放り込む。鶏肉は見当たらなかったので、生卵2個と油揚げで間に合わす。汁を最後の一滴まで啜り終わった後、鍋や食器の始末をして、登山口まで降りたのは10時半過ぎだった。
阿下喜温泉にゆったりとつかって、帰宅し今このブログを書いている。
さあ、そろそろ出かける時刻だ。帰りは何時になることか。
by taketombow | 2007-02-24 15:58 | 私の山歩き