責任があるのは 「パロマ」「リンナイ」だけかなあ?

分からない。分からない。
最近の騒ぎが分からない。

本当に責任を持つべきは誰かが分からない。

ガス瞬間湯沸かし器による死亡事故。

メーカーの責任はどこまでなのかが分からない。

明らかなのは一つ。
「死亡事故の発生するような製品を作るメーカーは悪い」

でも、メーカーの責任を負う範囲には限度があるはずだ。

製品を販売してから何年まで責任を持つべきなのか。10円の製品と、1000万円の製品とでは、その年数は同じで良いのか。

殺人事件でも、時効は15年である。

入手法についても、対価を支払い正当に入手したユーザーと、粗大ゴミから拾ってきたユーザーとは同じ権利が主張できるのか。

正しくメンテナンスをしているユーザーと、故障を放置したまま使用していたユーザーとは同じ権利を主張できるのか。

換気扇も回さずに使用し死亡したユーザーに対してメーカーが責任を負うのなら、鉄筋のマンションの一室で練炭コンロを使用し一酸化炭素中毒を起こしたとき、遺族はコンロメーカーや、練炭メーカーに対して責任を追及できるのか。それとも、機密性の高いマンションを販売したマンション業者の責任を追及するのか。

僅か数万円の湯沸かし器を各種安全装置を外したり故障したまま使用し、メーカーの責任を問うのと、何百万もする自動車を、車検も受けずブレーキが故障したまま修理もせず運転し事故を起こして、自動車メーカーの責任を問うことと、どこが違うのか。

ガス機器メーカーは他に、ノーリツ、ターダ、ダンホット等のメーカーがあり、それぞれ同様の事故を出荷台数にほぼ比例して起こしているが、これらのメーカーはなぜ、糾弾されないのか。

分からない。分からない。

ある人達が、火の付いた炭火を自動車の中に持ち込み、目張りをして、一酸化炭素中毒による集団自殺をしたとき、遺族は
コンロメーカーには、
 一酸化炭素が発生するようなコンロを作ることが悪い。
中国の木炭生産者には
 一酸化炭素が発生するような木炭を生産したことが悪い。
自動車メーカーには
 容易に目張りできるような自動車を作ることが悪い。

と言えるだろうか。今回のマスコミの論調は、これらの言い分とどこが違うのだろうか。
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by taketombow | 2007-02-26 23:59 | ニースに接して  

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