「山のごちそう」のつもりだった。けど・・・・・。

 仕事を終えて帰り際の職場で、チゲ鍋の話題になった。

 私は暑くても寒くても熱いのが好きだ。だからコーヒーは真夏でもホットで、うどんは味噌煮込みだし、ラーメンはキムチラーメンの大盛りを汗を拭き拭き食べる。残った真っ赤なスープはできる限り飲む。翌日おしりが痛くなっても全く気にしない(振りをする)。

 梅雨の中休みの山上へ滴り落ちる汗を拭き拭き登る。そこで、熱々でピリ辛のチゲ鍋を「ハー・フー」と言いながら食べる。
 考えただけでもワクワクしてくる光景ではないか。

そうだ。山でチゲ鍋を食べたい!

 山でチゲ鍋を作るときの難題は豆腐だ。豆腐を形崩れさせずに山上まで持ち上げるのは至難の業だ。そんなことを話していたら、紙パック入りの豆腐があるということを教えてくれた。そして次の日、わざわざ持ってきたくださったのだ。
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これなら、何の心配なく担ぎ上げる事ができる。一応要冷蔵だが、保冷剤と共に梱包すれば何の心配もない。

材料の入手、調理の手間を考え「キムチ鍋」に変更

用意した道具・食材は次の通り。
道具 土鍋、まな板、玉杓子
材料 白菜キムチ、長ネギ、豚肉、ニラ、中華スープの素、味噌、醤油、胡椒、塩、豆腐

 本当はキムチを炒めると良いそうだが、土鍋だし、何よりも油を忘れたので省略。
土鍋に水を入れ沸かす。その中に豚肉を入れ丁寧にアクを取る。次にキムチを入れ煮立てる。更に豆腐を適当な大きさに切って入れる。頃合いを見計らい長ネギを入れ、各種調味料を適当に放り込み味を調える。最後にニラを小さく切って投げ入れ更に一煮立てしたら出来上がり。

 出来上がりはこの通り。
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 味はここでは敢えて書かない。


 腹の中へ押し込もうと努力してみたが、とても食えたものではない。唇がヒリヒリして、最初の関門の喉を通らない。辛うじて通っても、目が大洪水、口の中は暴風雨、時々突風が荒れ狂う。真水を飲み、おにぎりをほおばり数十分間粘ったが遂にギブアップ!
 下界で処分するため、汁と具に分け、具は汁分を良く絞り二重にしたポリ袋に入れた。汁は汁で水を入れてきた容器(platypus)に入れて家まで持ち帰った。


 原因は幾つかある。
1 キムチの酸味が強すぎた上に量が多すぎた。ジャスコで見たとき、単位量当たりの値段は一番安かったし、美味そうだった。入れながら少し多いかなとも思ったが、一旦開封したキムチの残りをあの強烈な臭いと共に再度ザックの中に入れる気にはなれなかったのだ。だから、全部放り込んでしまった。多分適量の4倍程度は有った。キムチは好きだから良いだろうと思ったのだ。
2 料理用の日本酒を忘れた。前夜、準備しながら飲んでしまったな。
3 そう言えば、包丁も忘れてたな。有る程度は手で千切ったが、キムチの白菜は大きいままだ。

 その日の我が家の夕食は冷や麦だった。さっぱりとした冷たい麺も、のどごし爽やかでまた旨い。
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by taketombow | 2007-07-03 01:00 | 私の山歩き  

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