「問題な日本語」 

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           北原 保雄 著
ISBN4-469-22168-6 大修館・刊    定価(800+TAX) 円

 以前他のMLで話題になった本だ。先日図書館で見かけて呼んだが元に置きたくて結局購入した。

最近このような使い方に接しないだろうか。

・「こちら ○○○○になります」
      ~~~~~~~~
     → 「になります」の使い方

・「○○○の方をお持ちしました」
  ~~~~~~~
     → 「○○○の方を」の使い方

・「全然いい」
 ~~~~~
     → 「全然」は否定語とペアで使うのでは?

・「理由は特にないです」
  ~~~~
     → 「ない」と「です」の組み合わせ

・「真っ茶」
 ~~~
     → 「真っ黒」「真っ白」「真っ赤」以外にも使えるのか。「真っ紫」「真っピンク」は?

・「台風が上陸する可能性があります」
  ~~~~~~~~~
「可能性」とは「好ましい事態になる見込み」のときに使うのでは?

等々 最近目につく用例についての解説が載っている。実用として役に立つことは言うまでもないが、「ことば」についての蘊蓄としても興味深い。

※ 名詞の前に「お」「ご(御)」をつけて「ていねい」な気持ち を表す用例がある。この使い分けのきまりはご存じだつただろうか。
 
 おしり とはいうが ごしりとはいわない。
 ~    ~
 同様にご結婚とはいうが お結婚とはいわない。
 ~      ~
 私たちは知らず知らずのうちに、一定のきまりに則ってことばを使い分けている。そのルールからはずれた言葉に接したとき違和感を感じるのだろう。
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by taketombow | 2005-05-21 17:09 | 私の本棚から  

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