「眠りを奪われた子どもたち」 

d0054692_1714643.jpg       神山 潤 著
岩波ブックレット NO.621
ISBN4-00-009321-3 岩波書店・刊    定価(480+TAX) 円

 子どもたちが「夜更かしをする」という問題は、今に始まったものではない。しかし、3歳児の半分が午後10時を過ぎても起きている(1999.7 東京杉並区 P.5 )という数字には唖然とさせられる。

この本は、それらの実情を踏まえ、なぜ夜更かしはいけないのか医学的な立場から解説している。同様に早起きが私たちの身体にもたらす効果も分かりやすく解説する。

子どもたちや、保護者話しをするときのネタ本としても使える。

さわりを少しだけ

・人間の体内時計は24時間より少し長い。人は毎日微調整し生活している。その微調整のための同調作用のきっかけとなるのが朝の光である。
・抗酸化作用があり性的成熟の抑制作用がある、メラトニンは成長期に分泌されるが、夜明るいと分泌は抑制される。
・日本の中学生は、世界的にも睡眠時間が短い。


別の調査で、日本の子どもの学習時間は世界でも少ない方になっていた。
 今の子どもたちは、睡眠時間、学習時間、友達と遊ぶ時間も少なくなっている。大半の時間がテレビと、テレビゲームに費やされているとしたら、なんともやり切れないことだ。

 子どもたちに見せる価値のある番組は、さほど多くはないと思っているのにだ。
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by taketombow | 2005-05-20 17:10 | 私の本棚から  

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