「自殺」という名の「殺人」、「殺人」という名の「自殺」

たとえどんな極悪非道な輩に対しても、「死ね」と言うべきではないと思うし、自殺を勧める意図は全くない。憲法の規定に則り公正な裁判を経て裁かれ、罰せられるべきだ。

しかし、最近の犯罪は何だろうか。どうなっているのだろうか。
死ぬ勇気も根性も(死のうとすることに"勇気"や"根性"という言葉が適切かどうかは甚だ疑問だが)ない輩が死のうとして死にきれず、這々の体で逃げ出し、死ぬことを夢にも思っていなかった人たちが巻き添えで死んでいく。
 少し前には、"死刑になりたくて"公務員を駅のホームから列車が進入してきた線路へ突き落としたり、秋葉原の歩行者天国へ自動車で突っ込んだり、駅前で無差別に斬りつけたりして多くの人々を殺傷している。

 何れも、死にたいが自分で死ぬ"勇気"も"根性"も持ち合わせていない輩の犯行だ。

何れも動機からして"厳罰"に処すべきなのだろうが、そのまま死刑にしてしまったら、犯人の思うつぼで、自殺願望を税金で叶えてあげるようなものだ。しかし、厳罰に処すべきであり、決して赦すべきではないことはいうまでもない。
 また、このような輩に限って、公判となったら、「殺意は無かった」とか「悲しい生い立ち」などを前面に出して、見苦しい命乞いをする。

「刑罰」の目的は、「みせしめ」的効果からの犯罪抑止と、本人の「更正」だと思う。それらが「社会防衛」の機能を果たしていると考えていた。まさか、「自殺」の手段として使われるとは・・。

法律の専門家は、このことを想定していたのだろうか。

Excite エキサイト : 社会ニュース <個室ビデオ店放火>「えらいことしてしまった」小川容疑者

今週の読書ノート(~10月05日)
愛着臨床と子ども虐待 藤岡孝志・著 ミネルヴァ書房・刊 5,000+TAX円

虐待された子どもへの治療―精神保健、医療、法的対応から支援まで 精神保健、医療、法的対応から支援まで ロバート・M・リース・著 郭麗月・監/訳 明石書店・刊 6,800+TAX円

子育て支援と世代間伝達―母子相互作用と心のケア 渡辺久子・著 金剛出版・刊 3,200+TAX円

「よい子」が人を殺す―なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか 尾木直樹・著 青灯社・刊 1,800+TAX円

自閉症の社会学 もう一つのコミュニケーション論 竹中均・著 世界思想社・刊 2,300+TAX円
人間の境界はどこにあるのだろう? フェリペ・フェルナンデス=アルメスト・著 岩波書店・刊 2,000+TAX円
47都道府県の子どもたち―あなたの県の子どもを診断する 舞田敏彦・著 武蔵野大学出版会・刊 2,310+TAX円

シュメル -人類最古の文明 小林登志子・著 中央公論新社・刊 940+TAX円
肺の生活習慣病(COPD)―咳、痰、息切れを疑う (中公新書 1960) 本田厚瑞・著 中央公論新社・刊 780+TAX円

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723)) 齋藤孝/梅田望夫著 筑摩書房・刊 680+TAX円

パソコンは日本語をどう変えたか (ブルーバックス 1610) YOMIURI PC 編集部・編 講談社・刊 900+TAX円

ITリスクの考え方 佐々木良一・著 岩波書店・刊 740+TAX円
2階で子どもを走らせるなっ! (光文社新書 360) 橋本典久・著 光文社・刊 740+TAX円

BRICsの底力 小林英夫・著 筑摩書房・刊 720+TAX円
R60マーケティング―「年を取った若者たち」のハートをつかむ 高嶋建夫/福岡順作・著 日本経済新聞出版社・刊 11,700+TAX円

教科書の文学を読み直す 島内景二・著 筑摩書房・刊 720+TAX円
死者のゆくえ 佐藤弘夫・著 岩田書院・刊 2,800+TAX円
ツチノコの民俗学 妖怪から未確認動物へ 伊藤龍平・著 青弓社・刊 2,000+TAX円
物価の文化史事典―明治/大正/昭和/平成 森永卓郎・監 展望社・刊 4,700+TAX円

時の眼―タイム・オデッセイ (海外SFノヴェルズ) アーサー・C・クラーク/スティーヴン・バクスター・著 中村融・訳 早川書房・刊 2,000+TAX円

太陽の盾 [タイム・オデッセイ2] [海外SFノヴェルズ] (海外SFノヴェルズ タイム・オデッセイ 2) アーサー・C・クラーク/スティーヴン・バクスター・著 中村融・訳 早川書房・刊 2,000+TAX円

パワー (西のはての年代記 3) ル=グウィン・著 谷垣暁美・訳 河出書房新社・刊 2,100+TAX円

[PR]

by taketombow | 2008-10-04 23:58 | ニースに接して  

<< 「他山の石」としたい 「学ばない」人、「懲りない」人 >>