御在所岳裏道 仮復旧

御在所岳裏道が仮復旧しているというので歩いてみた。

御在所岳の「裏道」登山道は、数あるコースの中で、最も傾斜が緩やかで岩場、ガレ場、ザレ場の少ないコースだった。樹木の間を歩く部分が多いため、酷暑、強風、雨天等天候が悪化したときにも、木々がそれを遮ってくれて比較的安全なエスケープルートとしての価値もあった。
 積雪期はいち早くトレースが付き、冬期はここがメインルートになっていた。

厳冬期の風が強いとき、中道はキレット付近とその上部の岩場のトラヴァースが通過に神経を使う。だから、私の下山路は専ら一の谷新道だった。だが、大雪で一の谷新道にトレースがないときは裏道を使った。

この冬、積雪期に御在所を歩くなら、裏道を無雪期に歩きルートを頭に叩き込んでおく必要がある。

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藤内小屋上部付近 かつて「天狗の踊り場」が有った辺り
ゴロゴロとした岩の間を縫うように、仮登山道が造られている。

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川原の岩にはこのように赤ペンキでルートの目印が付いている。



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兎の耳は辛うじて残ったものの、周辺はこの有様だ。

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2年前と比べるとその変容が分かる。

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兎の耳の直ぐ上流で仮設の木梯子を登り左岸へ移る。

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6合目から7合目の間。このような場所もある。この部分はまだ、登山道が安定していない。雨天、積雪期は十分な注意が必要だ。

7合目以上は、全く変化無し。昔の裏道登山道が楽しめる。

 意外に思ったのは、「裏道登山道は崩壊した」という事が伝わったためか、ベテラン、熟達者らしい姿は余り見えなかった。却って、初心者らしき方々らしきパーティーが結構多く歩いていたのが気になった。

 もう山頂部は冬。先日降ったらしき雪と霜柱が残っていた。
 標高は僅か1000メートルと少しの山だが、木綿の軍手と、運動靴で登る山ではない。

「みんなで登れば怖くない」の発想なのか。
それとも、被害にあったことすら知らないまま来たのだろうか。
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by taketombow | 2008-12-01 00:24 | 私の山歩き  

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