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「いたずら」と「犯罪」の境界はどこに?

毎日、朝日、中日も「いたずら」「いやがらせ」として記述している。

本当に単なる「いたずら」として扱って良いものであろうか。

 たしかに、きっかけは「いたずら心」かもしれない。しかし、やっていることは明らかな、しかも重大で悪質な「犯罪」であるのにだ。

Excite エキサイト : 社会ニュース <流産させる会>中学生11人が妊娠教諭にいやがらせ 愛知

・ 仮に、酔っぱらい(男でも女でも)が、駅の階段を息せき切って走ってくる女性の前に、ひょいと足を出したとする。女性は足を取られ転倒し大けがをする。もちろん、動機は「いたずら心」だ。この場合、これは「酒の上」での単なる「いたずら」で済まされるであろうか。
もし亡くなったらどうだろうか。幸い無傷だったらどうだろうか。

・ 時折、変質者が幼女を人気のないところへ連れ込み、性的虐待をする事件が報じられる。それは、大きなトラウマとなっていつまでも心に残り、その子の対人関係に将来にわたり大きな影を落とすこともあると聞く。しかし、これも多くの場合、「被害者がこども」というだけで、性的な「いたずら」として扱われるに過ぎず、初犯の場合、犯人は拘束もされず当日中に放免となってしまうこともある。その子の一生を狂わせてしまうかもしれない重大な被害を与えているかもしれないのにだ。

 今回の場合、幸い結果は大事に至らなかったが、説諭程度で済まして良いことなのだろうか。事の重大性を認識させ、再び過ちを起こさせないためにも、警察は補導し児相に通告してしかるべき措置をとるべきではないだろうか。補導は逮捕とは違う。子ども達を矯正し立ち直らせる為の措置だ。事無かれを通し「穏便」に済ますことが、彼らのためになるのだろうか。
 ことは、「母性」への決して許せない挑戦である。管理職はなぜ「いたずら」で済まそうとしているのか。当該校の職員は、特に女性職員はなぜ声を上げないのだろうか。
この中学のPTAはこんなとき、犯罪を犯した「こどもを守る」ことしかできないほど、無力なのか。PTAは「父母と教師の会」だったはずだ。犯罪を犯したこどもは守っても、妊娠した教師と胎児をを守る気持ちは更々無かったのか。それとも「単なるいたずらだから」という程度の認識しか持てない人間の集まりなのか。
組合はどうしていたのだろうか。妊娠中の組合員さえ守れない(守ろうとしない)組合に、どのような存在価値があるのだろうか。

 そして、当該生徒達本人はどのように反省しているのだろうか。

そして、その保護者達はどのようにこの事態を受け取り、どのように行動しようとしているのだろうか。

往々にして、このようなときに当該生徒の保護者は、
「確かに、うちの子のしたことは悪い。だけど、学校は・・・・・・」と、責任転嫁の言動を取ることが多い。

「だけど・・・」の後の方が遙かに声高で長いのだ。そして、「うちの子がこうなったのも、みなあの先生のせいなんです。あの先生の指導が悪いからこうなったんです。うちの子は本当はいい子なんです。うちの子は加害者どころか、かえって被害者なんです。」

そして、挙げ句の果てに「先生が、学校が悪い」と。

親が、そのよう言動で逃げている間は、子どもは決して育たない。
子と共に事実を正視し、それに立ち向かわなければならないときもあるのだ。
親は、「最初から親」ではない。子育ての中で、子と共に成長し「親へと育っていく」のだ。

冗談じゃない!! 軽く考えんな!!(その1)
結構辛いな
中学生がぁ・・・
生徒による先生へのセクハラも深刻・・・「流産させる会」
stupid kids
殺人未遂で立件すべきだ。
いまどきの子供は、こぎゃんこつば考えるとね
国民総幼稚化
この程度の嫌がらせは、実は日常茶飯事という事実

by taketombow | 2009-03-29 11:56 | ニースに接して  

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