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「たかがカゼ!」と考えていたが

 とにかく参った。

肺の奥からのいやーな咳が止まらない。体がだるい。痰が出る。疲れやすい。頭が痛い。かかりつけの医者に行くといつもの薬。PL顆粒と咳止め剤と感染症対策の抗生物質。普段ならそれを飲みきらないうちに治る。しかし、一向に回復しない。週末の二日間寝ていたせいか、週初めは何とか持った。水曜からは、休むわけにはいかないので、午後から有休を取ったり、定時退勤したりして体力の回復を図ったが芳しくない。

念のためと体温を測ってみたら、8度を超えていた。

道理で、酒も飲みたくならないはずだ。

病院へ行くのさえ面倒なくらい体を動かすのが億劫だったが、週末の休日が不安だったので金曜の夜、かかりつけの医院へ行って再び診て貰った。
血液検査をしてもらったら、白血球数とCRP値が飛び抜けた数値。肝機能関連の数値の軒並み高く、尿の色はウーロン茶色。

レントゲン画像にも何やら気になる陰があり、全てが急性の炎症を伴う病気を示している。

「急性肺炎」とのこと。

早速、点滴。土曜日にも点滴。日曜日にも点滴。

何とか熱も下がって頭痛は治まった。


体は人一倍丈夫だとは思っていた。しかし、熱があるにも気がつかないというのにも困ったものだ。
 24日の土曜日などは、梅雨の晴れ間の好天だった。体の調子を知らなかったら、そこら辺の山へ行っていたかも知れない。

「多少の風邪は運動で治す!」

等と強がりを言って、その挙げ句ど゜こかの谷でぶっ倒れていただろう。

体調管理は自分だけでなく周囲への責任でもあるとしみじみ感じた。

そう言いながら、明日もまた懇親会がある。

これも立場上欠席できない。大事な付き合いというか、コミュニケーション(情報交換)でもあるのだ。自分の体調をコントロールしながら、酒を飲む。これは、楽しみ、苦行等という次元のものではなく、一つの戦いのような気さえしてくる。

戦略を立てなくては。
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by taketombow | 2006-06-27 22:02 | 雑感  

断酒と夏風邪

 先月受けた健康診断の結果が来た。

 結果は思いの外良くない。今までなら全ての項目に「異常なし」がプリントアウトされていたのだが、今回は、γ-GTP、尿酸窒素、血糖値の3項目に注意信号がついた。
少し前までは、「8時以降は飲食禁止」と言われていたのを「8時までに飲み始めればよい」 と勝手に曲解して、結構いい加減な受診をしても何ともなかったのにだ。

 最近酒量が増えている。

 しかも、弱くなった。外で飲むといくらでも入るが、家では缶ビール1本でダウンだ。やはり、「酒を控えなきゃあ」と反省し、禁酒をはじめた。

 ところがだ。

 酒を断った途端に風邪を引いた。

 だるい。疲れやすい。咳が出る。痰が絡む。喉が痛い。熱っぽい。

 医者に診て貰い、薬を飲みながら何とか1週間を乗り切ったが、昨夜は宴会。相当苦痛だった。

 2ヶ月前から計画し、案内をお送りした立場なので欠席するわけにはいかないし、体は節々が痛いし熱も出てきたし。

 体の調子は別として、久しぶりに懐かしい顔ぶれと楽しく歓談し帰宅したのが11時過ぎ。

 朝起きたら晴天だったが、山へ行く気は全く起こらなかった。
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by taketombow | 2006-06-17 09:54 | 雑感  

劇団四季のミュージカル「異国の丘」

 先日、劇団四季のミュージカル「異国の丘」を見てきた。

キャッツ、オペラ座の怪人、ライオンキングと幅広い年齢層に支持されている劇団四季であるが、更に高い年齢層も取り込もうと考えたのが昭和の歴史三部作かなと思う。その第二弾に当たる作品だ。

 鑑賞後の感想は「・・・・・・」だ。

私のチケットはS席9450円だったが、私の感動はその半分程度にしかならなかった。「少しがっかり」というところかな。

 まず、脚本が物足りない。

歴史観に居心地の悪さを感じた。
あの戦争は、私達にとっていったい何だったのか。それに対する明確な答えを持たない限りこのようなテーマは中途半端に終わるだろう。「どちらが悪いのかではない。戦争そのものの悲惨さを伝えたい」劇中でそう語っていたが、結局総花的な扱いに終わり、シベリア抑留の不当性、悲惨さだけを訴える、我が国の被害者としての面だけを強調するものに終わってしまった。
 そこにナガサキ、ヒロシマでの平和運動と同じものを感じたのだった。
被害者としての側面は当然ある。戦闘員のみならず非戦闘員まで多くの犠牲者を出した。死に至らないまでも、あの戦争で有形無形の被害を被ったのは当時の国民全てだった。
 しかし、同時にアジアを中心とした地域には加害者としての足跡を数多く残してきている。それらを冷静且つ客観的に総括しない限り、我が国の戦後は終わら(れ)ないだろう。

 次に男優陣の力量に物足りなさを感じた。

 特に、主役九重秀隆と友人の吉田は物足りない。
音感とリズム感が欠けているこの私でも、聞いていてはらはらしていたほどだから、相当重傷じゃないかな。 それとも、意図的な演出なのかな。
 それに比べ女優陣の演技は素晴らしい。主役の宋愛玲をはじめとしてみなのびのびと声が出ており楽しめる舞台を作っていた。

 全体的に感じたのは舞台装置の進歩と、俳優たちののびやかな体とダンスのテクニックのすばらしさだった。

キャッツ、オペラ座の怪人、ライオンキング等の演目だったら、こんなに捻くれず素直に楽しめたかも知れない。

ああ、やはり年か。
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by taketombow | 2006-06-11 23:30 | 雑感  

クラシ イブネ

 山靴の調子が悪い。左足の踝が当たって痛い。
気が付いたのは先回の下山時からだ。

 安物だが購入以来一度も靴のトラブルはない。靴そのものは何も変わっていない。変わったとしたら私の足かも知れない。

近くの接骨院へ行ったら、O脚が進行しているとのこと。

経年変化だ。鋼鉄で言えば「金属疲労」か。

 「人間の体の設計寿命は40年」ということを耳にしたことがある。だから、その年を過ぎた頃から、加齢によるさまざまな現象が表に出てくるのだと。これからの人生は体の各所でのこのような現象と向かい合い生きて行くことになるのだ。


さて、本題に入る。
 知人と鈴鹿への山行の話の中で、クラシ・イブネが話題に上った。

 猛烈なヤブ漕ぎとヒルを思い浮かべ一瞬躊躇したが、鈴鹿の主脈から離れ地形図にも載っていない山、カタカナだけの奇妙な山名に惹かれ、二つ返事で同意してしまった。

コースは
 朝明渓谷 根の平峠 タケ谷出合 愛知川 クラシ谷出合 クラシ谷 クラシ イブネ 佐目峠 杉峠 鉱山跡 コクイ谷出合 上水晶出合 根の平峠 朝明渓谷
と言うコース。
 自宅出発午前5時 入山が6時20分 下山が4時40分 帰宅 6時20分 という長丁場だった。
休憩と道迷いによるロスタイムを除き歩行時間は9時間20分となる。極力軽量化を図り昼食はカップ麺、コーヒーは粉末で済まし、水は1.8Lを持った。

イフネ山頂から佐目峠、杉峠にかけてはシロヤシオの木が群生している、花期にはさぞかし見事な光景だろうと思う。花のシーズンにぜひ再訪したい。

クラシ谷は小さな滝や崖が連続し、ルートも分かり難い。基礎的な岩登りの技術とある程度のルートファインディングの技術は必須である。ガイドブック等の記述にとらわれすぎるとルートを見失うことになる。自分の目と勘と技量を的確に判断し冷静に取り組むことが必要だ。
 魅力的な谷だが私は二度と通りたくない。
下山路には勿論エスケープルートとしても適さない。ザイルなしでは危険である。

※「イブネ」の山名を「イフネ」と書いていたので訂正した。(06/06/06)

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何の変哲もないイブネの山頂

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イブネ山頂から見た鎌ヶ岳と鎌尾根

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佐目峠

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佐目峠付近で辛うじて見つけたシロヤシオ 花期はとうに過ぎている。

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三つ葉ツツジ

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新緑のコクイ谷出合
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by taketombow | 2006-06-05 19:49 | 私の山歩き  

「32552」という数字

 昨年度の1年間に自殺した人の数だ。

日本人の自殺者の数は7年連続で3万人を超えて推移している。交通事故による死者数の何と3倍にも当たる。

この数をどう見るか。

「死を選ぶ人間は意志の弱い奴」
「人生の敗者」
「家族が冷たかったから」

このような世間の見方が、残された家族を更に苦しめている。

自殺の大部分は、適切な対応をすれば防げるはずだ。私達の社会は有為な人材を毎年3万人もみすみす失っているのだ。

原因を個だけに帰するのは止めよう。

社会問題として真剣に且つ組織的に対応するときが来ている。

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曲がっても、空っぽになっても
器用さを見失っている30代40代
自殺対策基本法に対する違和感
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by taketombow | 2006-06-02 06:13 | ニースに接して