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苗田

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今度の職場の近くには、まだ水田が残っている。地下鉄駅から数分、駅前のタワーズからでも直線距離にして4キロほどの都心に、水田が残っていること自体が不思議だ。

 先日の通勤時、農作業している最中にお会いすることができたので、詳しく話を伺った。
もう一枚の田と合わせて、約2軒分の米が収穫できるそうだ。これは田植えに使う苗を育てる苗田にするとのこと。田植えは機械でではなく手植えで行うのだという。
 機械作業を委託すると、稲刈りだけで8万円、農薬、肥料その他諸々の経費が必要となり、人件費を除外しても、大幅な採算割れになってしまうそうだ。だから、せめて田植えぐらいは人の手でするのだと。

 「米屋で買うよりも高くつくけど、自分の手で作った米は美味しいからね」

6月の半ば頃には、この田も緑の稲に覆われる。

4月30日に入手した本

進化で読み解くふしぎな生き物 北海道大学CoSTEPサイエンスライターズ・著 技術評論社・刊 1580+TAX 円
有害生物防除事典 谷川力・編 オーム社・刊 2200+TAX 円
動物たちのゆたかな心 藤田和生・著 京都大学学術出版会・刊 1800+TAX 円
昆虫の食草・食樹ハンドブック 守上信夫・林将之・著 文一総合出版・刊 1200+TAX 円
組織行動の「まずい!!」学 樋口晴彦・著  祥伝社・刊 740+TAX 円
職場はなぜ壊れるのか-産業医が見た人間関係の病理 荒井千暁・著 筑摩書房・刊 700+TAX円
東京ファイティングキッズ・リターン 内田樹・平川克美・著 バジリコ・刊 1500+TAX円
発信する声 澤地久枝・著 かもがわ出版・刊 1700+TAX円
不正侵入 笹本稜平・著 光文社・刊 1700+TAX 円
ルイザ 若草物語を生きたひと ノーマ・ジョンストン・著 東洋書林・刊 2200+TAX 円 
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by taketombow | 2007-04-30 08:58 | 雑感  

オダマキ

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庭に咲いたオダマキの花が、散りそうになっている。
いつしか、季節は春から初夏へと遷り変わった。

 芋環(オダマキ)というのは、麻糸を中が空洞になるように巻いたものをいうそうだ。花の形が それに似ていることから、この花はオダマキという名を貰うことになる。


 私が初めてオダマキと出会ったのは、南アルプス甲斐駒ヶ岳の登山の時だった。

 まだ、就職したばかりで20代後半だった。自然保護運動がようやく高まり始めた頃で、南アルプスのスーパー林道工事についても「自然破壊だ」と強硬な反対運動が展開されていた。
そのため、工事は半ば完成していたものの、開通の見込みはまだ立っていなかった。

 広河原で車を降りて、山肌を荒々しく削っただけの林道を、ずしりと重い荷を背にひたすら北沢峠へと向かう。

 峠の手前近くで林道は切れて本格的な山道となる。それを更に少し歩き北沢峠に着く。北沢峠から仙水峠へ向かう樹林帯の中に仙水小屋はある。

 仙水小屋へ向かう登山道の片隅に、それはひっそりと下を向いて咲いていた。多分ミヤマオダマキだったとおもう。薄碧の花弁は緑の葉の間に隠れるように開いていた。

 相当にバテて、仙水小屋についた後、何も覚えていない。当時としては相当高かった小屋の1000円の弁当は、白飯の真ん中にアマゴの甘露煮がどんと載っていたことが記憶に残っている。
 それと、緑の中にひっそりと咲いていた美しい花のことも。下山後に図鑑で調べ、花の名はミヤマオダマキだと知った。


 仕事も、山も、恋も全てに必死だったあの頃。
 樹林帯の叢で咲く花に、憧れていた人の面影を重ねていたのかも知れない。

 その女性の姓が変わったのは秋になってからのことだった。
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by taketombow | 2007-04-30 01:22 | 雑感  

「ラスト・ダンスは私に」

mixiのあるコミュで拾った話をヒントにネットで調べてみた。

 往年の名歌手、越路吹雪。
彼女の代表作の一つに、「ラスト・ダンスは私に」がある。
その歌詞にまつわる話。

「ラスト・ダンスは私に」 岩谷時子:作詞 

貴方の好きな人と踊ってらしていいわ
やさしい微笑みも、その方におあげなさい
けれども私がここにいることだけ
どうぞ、忘れないで
・・・・・
・・・・・
どうぞ、踊ってらっしゃい私ここで待ってるわ
だけど、送って欲しいとたのまれたら断ってね
いつでも私がここにいることだけ
どうぞ、忘れないで
・・・・・

シャンソンのように思われているが、れっきとしたアメリカ曲、
原題はSave The Last Dance For Me 作曲:M.Schuman
女性が恋人の男性に語りかける。
「好きな他の人と踊ってらっしゃい。でも、最後の曲は私とよ!」
信頼し合った大人のカップルのラブソング。

しかし、元となった作の英語の歌詞を読むと様子は少し変わる。


【Save The Last Dance For Me】  Doc Pomus:作詞

You can dance-every dance with the guy
Who gives you the eye, let him hold you tight
You can smile-every smile for the man
Who held your hand neath the pale moon light
But don't forget who's takin' you home
And in whose arms you're gonna be
So darlin' save the last dance for me

Oh I know that the musics fine
Like sparklin' wine, go and have your fun
Laugh and sing, but while we're apart
Don't give your heart to anyone
But don't forget who's takin' you home
And in whose arms you're gonna be
So darlin' save the last dance for me

Baby don't you know I love you so
Can't you feel it when we touch
I will never never let you go
I love you oh so much

You can dance, go and carry on
Till the night is gone
And it's time to go
If he asks if you're all alone
Can he take you home, you must tell him no
'Cause don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So darling, save the last dance for me

'Cause don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So darling, save the last dance for me
Save the last dance for me
Save the last dance for me.

以下の部分が日本語歌詞とは大きく異なっている。

> You can dance-every dance with the guy

> You can smile-every smile for the man

> Can he take you home, you must tell him no
> 'Cause don't forget who's taking you home

原歌詞では男性が、女性に対して言っているのだ。

「好きな他の男の人と踊ってきても良いよ。でも、最後の曲だけは僕の為にとっておいてね
。他の男が、君を家まで送ると言っても断ってね」

と。

ロッキー、ジョン・ウェン、スティーブ・マックィーン等々、男臭い男性が好まれるアメリカで、なぜこのような(一見女々しいように見える)歌詞がもてはやされたのか。

その理由は、作詞者のDoc Pomusに有ったのだった。
http://www.kanshin.com/keyword/344822


YouTubeにはアメリカのロックグループ「ドリフターズ」(勿論日本の同名のグループとは違う)による演奏が投稿されている
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by taketombow | 2007-04-28 16:05 | 雑感  

ハナミズキ

 ずうっと勘違いしていた。
ハナミズキの花はこれだと。
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だから、新しい職場の中庭でこの花を見たとき、ハナミズキによく似ているが何の花だろうかと思ったのだ。
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先のはまだ完全に開ききっていないときの花だ。
 この時期、私たちの仕事は猛烈に忙しい。1日は24時間でも足りないくらいだ。よくよく考えてみれば、咲き始めたときは見たことはあるが。咲いた姿は見たことがなかったのだ。次に見ていたのは、いつも花が散って緑の若葉だけになった樹の姿だけだった。

4/29追記
 
本当は「アメリカハナミズキ」と呼び、「ハナミズキ」は略称だと理解していたが、
単にハナミズキと呼ぶのか正しいとのことだ。

花ばかりか、名前までも勘違いしていたようだ。


22日に入手した本
島抜け 吉村昭・著  新潮社・刊 1500+TAX 円
回り灯籠 吉村昭・著 筑摩書房・刊 1400+TAX 円
東海の絶景 南姫なごみ取材班・編 風媒社・刊 1505+TAX
会議で事件を起こせ 山田豊・著 新潮社・刊 680+TAX 円
性犯罪者から子どもを守る 松井茂記・著 中央公論新社・刊 840+TAX 円
アスペルガー症候群(高機能自閉症)のすべてがわかる本 佐々木正美・監 講談社・刊 1200+TAX 円
虐待は愛からおこる 富田富士也・著 河出書房新社・刊 1500+TAX 円
ドラマセラピーのプロセス・技法・上演 R.エムナー・著 北大路書房・刊 3800+TAX 円
教師のための失敗しない保護者対応の鉄則 河村茂雄・著 学陽書房・刊 1900+TAX 円
公立炎上 上田小次郎・著 光文社・刊 952+TAX 円
はじめての水彩画レッスン 成美堂出版・刊 中嶋祥子・著 1300+TAX 円

「悩み」の正体 岩波書店・刊 香山リカ・著 700+TAX 円
 
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by taketombow | 2007-04-25 22:20 | 雑感  

賞味期限切れ

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地域の防災訓練に参加すると、災害用保存食のカンパンを戴くことがある。参加者にとっては、万が一の時に備えて味に慣れておくと言う意味があるし、品質保持期限が近い災害用保存食の処分という意味合いも兼ねている。さほど食べたいものでもないので、そのまま山用の非常食としてザックに放り込んである。
 先日、その内の一つは、期限を2年ほど過ぎている事に気付いた。念のために開封して食べてみたが、見た目も食味も全く異常なかった。

問題はもう一つの包みだった。そのまま捨てれば簡単なのだが、それでは余りにも面白くない。それにいくら期限切れとはいえ、食べ物をすてることには心理的な抵抗がある。

包装を見ると、
製造 平成 9年8月 品質保持期限 平成14年8月 とある。
品質保持期限からでも5年、製造日からは既に10年経っている。
こちらも外観は全く異状ない。

怖いもの見たさの気分もあり、試しに食べてみた。

恐る恐る、しかし慎重に、封を開ける。微かに油の臭いがする。期限内のものや数年落ちでは殆どしない臭いだ。歯で噛み口に含むとやや湿気があるかなという感じはするが、風味は殆ど変わらない。

食感も異状はなかった。

通常、長い年月を経たものは、湿気を帯びたり、脂肪の酸化で腐敗や劣化を招く。このカンパンの場合、真空包装がそれらから中身を守ったのだろう。素晴らしい包装技術だ。品質劣化のもう一つの大敵「紫外線」を防ぐには、アルミ包装にすればよい。アルミの真空包装なら、10年は保存は確実だろう。

災害は何時起こるか分からない。それらに備えて常に、防災用品をチェックしておくことがまず必要だ。しかし、何も無い場合古いからと諦めず、開封してみることも無駄ではないかもしれない。

 うん?何かお腹の辺りが変だなぁ。ぎょっ!もしかして、まさか!
  (もちろん、この部分はジョークだ)

今日入手した本
組織行動の「まずい!!」学 樋口晴彦 著 祥伝社 刊 740+TAX円
脳科学の算数・数学への応用 黒田恭史 著 ミネルヴァ書房 刊 5500+TAX円
標語誕生! 大衆を動かす力 筑紫磐井 著 角川書店 刊 1700+TAX円
紙芝居がやってきた! 鈴木常勝 著 河出書房新社 刊 1575+TAX円
セキュリティの基本 知っていますか? 八木重和 著 ローカス 刊 1500+TAX円
蝶・サナギの謎 平賀壮太 著 トンボ出版 刊 1800+TAX円
心に太陽を 唇に歌を 藤原正彦 著 世界文化社 刊 1200+TAX円
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by taketombow | 2007-04-15 21:47 | 雑感  

異動

 昨年度末の人事異動で転勤した。
職場、職種、通勤方法も変わった。今まで数十年間自動車通勤だったが、やっと公共交通機関で通えるようになった。
 未明までの仕事で疲労困憊したまま運転中に睡魔に襲われ、心底ヒヤリとしたことが、今まで何度あったことか。

 やっと、その恐怖から解放されることになる。

 今のところ、事務引継、年度初めの各種会合で昼夜を問わず忙しく、そのゆとりは全くないが、帰宅途中に何の気兼ね無しに一杯飲れることが嬉しい。
更に、通勤途中にバスや地下鉄の車内で好きな本が読める。

 当面は、新しい職場、ポジションに慣れ、その職務を全うすることに全力を尽くしたい。

落ち着いたら、先ず山へ行くか!
そして、夏はいよいよ南アの「仙塩尾根」踏破だ。
北部未踏部分の「三峯岳~仙丈岳」間を歩けば、大学2年生の時の赤石~聖以来30数年の歳月を経て、南アルプスのトレースが1本に繋がることになる。


8日に入手した本
「読解力」とは何か Part2 横浜国大付属中 編 三省堂 刊 1900+TAX円
校長先生になろう! 藤原和博 著 日経BP社 刊 1500+TAX円
世界のいじめ 各国の現状と取り組み 森田洋司 監修 金子書房 刊 8000+TAX円
天才はいかにうつをてなずけたか アンソニーストー 著 求龍堂 刊 2800+TAX円
いじめ現象の再検討 日常社会規範と集団の視点 竹川郁雄 著 法律文化社 刊 2300+TAX円
ザ・カタカナ語ディクショナリー ササキマサタカ 著 小学館 刊 1300+TAX円
昭和史の大河を往く 「靖国」という悩み 保坂正康 著 毎日新聞社 刊 1400+TAX円
モノと子どもの戦後史 天野正子他 著 吉川弘文館 館 2800+TAX円
桜と日本文化 清明美から散華の花へ 小川和佑 著 アーツアンドクラフツ 刊 2800+TAX円
医者になる前に読む本 「診る人・診られる人」へ 定塚甫 著 三一書房 刊 1700+TAX円
小児科を救え! 千葉智子/堀切和雅 著 ゆびきた・スタジオ 刊 1800+TAX円
自傷行為治療ガイド B・W・ウォルシュ 著 松本俊彦 刊 3800+TAX円
無頼の絵師 澤田ふじ子 著 幻冬舎 刊 571+TAX円
惑わされた女 マーゴット・ダルトン 著 ハーレクイン 刊 819+TAX円
つくってあそぼう23 うどんの絵本 おだ もんた 編 農文協 刊 1890円
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by taketombow | 2007-04-12 23:00 | 雑感