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なるほど、「運行には支障なし」か。

9月28日(金)の中日新聞(名古屋版)夕刊 14 面 投書欄「ハィ編集室です」への投書。

 名鉄東岡崎駅で目の不自由な男性が電車に乗ろうとしたら、白いつえを挟んだままドアが閉まった。幸い他の客の「つえを離して!」の声でつえを離したので、引きずられずに済んだが、つえを挟んだまま電車は行ってしまった。事故防止体制はどうなっているのだ。 (女性 45歳) 

これへの名鉄広報宣伝部の回答がふるっている。

 ・・・・・・・、この件を調査しましたところ、係員は車外にものが出ていることは確認しましたが、運行そのものには支障がないものと判断し、列車停止などの手配はとりませんでした・・・・
 


 まあ、視覚障害者の白いつえの1本や2本くらい、ドアに挟まっていても、列車の運行には支障はないだろう。それは事実だ。
 でも、「視覚障害者の白いつえ」と言ったら、彼らにとって身体の一部と言っても大袈裟な表現ではないと思う。それが挟まったことが問題なのだ。視覚障害者が乗るときに、それに気付き適切な配慮をしなかったことが非常に不適切なことなのだ。

 公共交通機関としては、あってはならないことなのだ。

 それなのに、障碍者への配慮の言葉は一切無く、「運行そのものには支障がないものと判断し」とは何事だろうか。公共交通機関として、非常識きわまるコメントではなかろうか。

 「運行そのものへの支障」だけしか気にしないのなら、ドアにゾウや牛でも挟まれない限り電車は運行できる。人間の1人や2人、ドアに挟まれても電車は動ける。身体が小さい子どもや老人なら支障はもっと少ない。

 信じられないことに、これが名鉄の公式コメントなのだ。

 人間の1人や2人、手足の一本や二本挟まれていても、「運行そのものへの支障」が無ければ、発車してしまう電車に私たちは乗るのだ。

 これからは、名鉄電車に乗るときは、万が一の時に備えて「相当な覚悟」と傷害保険への加入を強くお勧めする。それから、万が一の時に備え、予備のつえや車イスも必要かも知れない。
挟まった場合「運行そのものへの支障」がなければ、挟んだまま電車は出発してしまうはずだ。
少なくとも広報宣伝部の回答はそうなっている。

 動作の遅い「老人、子ども、障碍者」は乗るなということか。

 健常者もボサッとしては居られない。明日からは、通勤でスリルを楽しもう!少なくとも、手足ははさまないように気をつけるぞ!
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by taketombow | 2007-09-29 00:54 | ニースに接して  

これを飲むのは本当に”よい子”なのか?

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酒販店へビールを買いに行ったら、こんなのが有ったので1本買ってきた。
飲むためではない。
このブログに写真を載せるためだ。

これを買い子どもに飲ませる親はどんな親なんだろうか。
どのような考えで子どもに買い与えるのだろうか。
子どもの心身の成長にどのような効果があるのだろうか。

そもそも、これを飲む(買ってと親にせがむ)子どもは、本当に”よい子”なのだろうか。
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by taketombow | 2007-09-27 00:10 | 雑感  

何の意義もないことだが・・

 そのblogに貼ってある画像を、どんなデジカメで撮ったかを調べるサイトがある。
暇を持て余していたときに試してみると面白い。
 もちろん、私のようにケータイを使っているときはケータイの機種を表示する。

http://blog.bulknews.net/blog-cameraphone.cgi

 デジタル画像には、様々な画像情報が付加されている。それを解析し表示するというしくみだ。このblogのアドレスを入力したら、

DoCoMo SH902i

と表示された。

どのような仕組みか判らないが、blogではない普通のWebでは、旨く動作しないようだ。



9月23日に入手した本
日本の心理臨床の歩みと未来 現場からの提言 木之下隆夫・編 人文書院・刊 2,600+TAX円
シリーズ 障害科学の展開 生涯を通しての人間理解,共に生きるための障害支援 第4巻
障害理解のための医学・生理学 宮本信也,竹田一則・編 明石書店・刊 6,000+TAX円

これからの児童養護 里親ファミリーホームの実践 柏女霊峰・監 里親ファミリーホーム全国連絡会・編 生活書院・刊 2,000+TAX円
教師格差 -ダメ教師はなぜ増えるのか 尾木直樹・著 角川書店・刊 686+TAX円
ドリームハンター(上)虹のオペラ エリザベス・ノックス・著 鈴木彩織・訳 NHK出版・刊 2,400+TAX円
ドリームハンター(下)震える大地 エリザベス・ノックス・著 鈴木彩織・訳 NHK出版・刊 2,400+TAX円
鴉婆 土御門家・陰陽事件簿 澤田ふじ子・著 光文社・刊 1,600+TAX円
ぜったいに飼ってはいけないアライグマ さとうまきこ・著 理論社・刊 1,300+TAX円
おもしろサイエンス 貴金属の科学 菅野照造・監 貴金属と文化研究会・編 1,500+TAX円
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by taketombow | 2007-09-25 21:09 | 雑感  

加害当事者側の責任は?

神戸、私立高校での「いじめ」自殺」事件。

 この種の事件を単なる「いじめ」と類別するのには、違和感がある。
暴力を伴った、「脅迫」「恐喝事件」とすべきのではないのか。軽い「いじめ」単なる「からかい」と軽視していたことが、問題の深刻化に繋がったのではないのか。
Excite エキサイト : 社会ニュース

 この種の事件報道を見る度に思うのだが、なぜ、学校が謝罪して、加害者が謝罪しないのか不思議に思う。

 この事件に関わる人を整理してみる。

被害者とその保護者
加害者とその保護者
傍観者とその保護者
学校関係者(担任から管理職まで全て)
警察

 まず、警察は学校内での事件を防ぐことはできないから、除外。発生後の捜査にあたるだけだ。
 次に、学校。事件が学校内で発生し、学校での人間関係がその重要な要素になっている以上、その責任は免れない。

 そして、加害者。

 これらの主犯は学校か加害者か、誰なのだろうか。

 そして、今非難されているのは、誰だろうか。今ここで頭を下げ、一番謝罪すべきは誰なのだろうか。学校が謝罪すべきは、結果として犯行の「場」を提供してしまったこと、早期発見で生徒を守れなかったことの結果責任だ。

 「いじめ」を始めとする問題行動は、加害者側の家庭環境等に大きな問題が内在する場合も少なくなく、学校だけの指導ではその根本解決は非常に困難である。しかも、加害者側の家庭が、過度な進学圧力、児童虐待、家庭崩壊、DV、経済困窮、地域社会からの孤立に晒されているときは、同時進行でそれらにも対処せざるを得ない。解決に不可欠な家庭の協力が得られるどころか、暴力的な妨害・拒絶に遭うことも少なくないのだ。

 ましてや、今回のような私立の指導困難校では、その対応の難しさは想像に難くない。

 学校はこの事件をいつどの程度まで知ったのか。そして、どの様な指導をしたのか。当事者の保護者に対してはどのように連絡をしたのか。それらは、今後詳細に精査され、明らかにされなければならない。そして、責任の所在を明らかにし、謝罪すべきは謝罪し補償すべきは補償しなければならない。

 しかし、これらは加害者の謝罪の代わりとなるものではない。

 加害責任とは別の問題だ。

 加害責任は加害責任として、その所在を明らかにしなければならない。
 
 学校が関わる問題では、いつもこの点がうやむやになる点が気になる。記者会見に同席させ自分の言葉で答えさせればよい。このような組織的継続的な事件は、「魔が差した」「出来心」ではない。その他にも様々な問題を起こしているはずだ。自分のしでかしたことは、自分で責任を取らせるべきだ。
 少年法上の問題があるのなら、目線を入れればよいし、衝立越しでも良い。加害生徒が不可能なら保護者が出てくるべきだ。

 学校が身代わりになっている限り、親も子も、自分自身の罪の大きさには気付かない。ほとぼりが過ぎた頃、学校へ責任転嫁するのがおちだ。

 そして、いつの日かもっと大きな事件を引き起こす。

 再発防止のためにも、加害者の家庭に事件へ正面から対峙させるべきなのだ。

 加害責任は加害者にある。そしてそのように育てた保護者もその責を負わねばならない。親が逃げている限り、子どもはまともに育たない。

 学校の指導が原因なら、他の学年学級でも頻発しているはずだ。

人の心の痛みを思い遣る教育ができているか
あったとかなかったとか
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by taketombow | 2007-09-22 05:52 | ニースに接して  

愛知県図書館のリファレンスサービスを利用してみたが・・

 仕事に関連して調べ物をした。
 便利になったもので、今は殆どの情報がネットで手に入る。しかし、ネットにはない情報もある。一次情報を様々な角度から分析し加工したものなど、書物でしか手に入らないものも数多くある。また、一般に公開されていない情報も書物の中にひっそりと埋まっていることもある。
 直接求める情報資料が無くても、「この辺りを調べたら・・」が分かれば、という期待を胸に出かけたのだが・・。
 出かけた先は愛知県図書館。蔵書の質・量ともに県下随一を誇り、そのレファレンスサービスにも定評がある。

 図書館は貸本屋でもCD,DVDのレンタルショップでもない。それらの店員と図書館司書の違いは、リファレンスサービスを提供できるか否かだと思っている。端末機を本に当てて「ピッ!ピッ!」とするだけならも、子どもでも出来る。それしかできないのなら、専門職である図書館司書である必要は全くない。
 本や資料を貸し出すだけなら、無料の貸本屋に過ぎない。

 調べたかったのは次の三点。
1 「ある本にSUVは事故率死亡率とも普通車のそれを上回る」とあったが、それを裏付けるデータの所在,或いは車種別の事故率データの所在は?或いはそれに触れた本はないか。

2 リスク管理を論じるとき「実際に事件・事故が発生してしまったときの、対応・処理コスト、逸失利益をトータルすると、予防にかかるコストの方が遙かに低い」ということが言われる。その極端な例は、会社そのものが存続できなくなった、山一証券、雪印乳業、UFJ銀行であるが、危機を何とか乗り切った会社が、それを実際に試算したデータはないか?或いはそれに触れた本はないか。

3 児童虐待による子どもの死亡事例が頻繁に報道されるが、虐待死者数の推移を示すデータの在処は?或いはそれに触れた本はないか。

結果は全て「ノー」だった。対応してくれたのは年配の男性の係。

「ネットで調べてみたらどうですか」
(そんなことで分かれば、この雨の中を交通機関を乗り継ぎ、わざわざ図書館まで来やしない)

「警察庁、損保協会、自動車工業会へ問い合わせてみたら?」
(それもとうに問い合わせ済みだ。それでも分からないから調べ方を聞きに来たのだ)

 担当の男性と話をしていて、少々残念に思ったのは、分からなかったことだけではない。
 結局、何もしようとしないことだ。

 キーボードを叩くことさえしなければ、本を探しに行こうともしない。

 彼は、接客のキーポイントを全く意識していないのだ。利用者が相談に来たら、それに応えられれば最も良い。しかし、期待に応えられなくても(例え芝居でも)探す(調べる)振りは出来なかったのだろうか。無駄とは分かっていても努力してみる。それだけで、顧客満足度は確実に上がると思うのだ。
 もちろん、忙しかったら別だが、概してリファレンスサービスのカウンターは空いている。この日も閉館時刻まで約一時間弱、カウンターの前には他の利用客は居なく、隣の係員となにやらぼそぼそと話をしていただけだ。リファレンスサービスの係に、利用者との対応よりも優先度の高い仕事があるとは考えにくい。

 多分、(閉館間際なのに面倒くさいなあ)といったところじゃないかな。
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by taketombow | 2007-09-16 16:43 | 雑感  

私の考える教育改革

「小学校における英語教育について(外国語専門部会における審議の状況) (案) 文科省
小学校授業時間、30年ぶり増 高学年は英語も 中教審 朝日新聞
小学校英語は教科外 中教審部会素案 点数評価せず 中日新聞
小学校、主要教科授業1割増 中教審部会大筋合意 読売新聞

 これからの社会で英語は必須の言語だと思う。
読み書きだけでなく、会話もできると良い。
しかし、これは何だ。また、愚策が始まりそうだ。
 週にたったの一時間、専門教員でなく担任が指導、教科外、評価無し。
 これで何を指導しようとするのだろうか。英語という教科は、何の資格も、指導する単位も修めていない素人が、週にたった一時間、評価もしないで指導し、効果の上がるものなのだろうか。 国民が求め、社会が必要としている英語教育はその程度のものなのか。

 その程度の英語教育ならしない方が良い。週一時間、年間35時間という授業時間の壮大な無駄遣いだ。目先のごまかしに使うのだったら、他の教科に使う方がずっと効果的だ。

 私の考える教育改革は次の通りだ。(以前あるMLで提案したら、ぼろくそに叩かれたなあ)

1 幼・保・小の完全統合と義務教育化
※ 現在の幼・保の年中、年長、小一、小2を合わせて幼年学校、小3~小六を小学校、中は現行通りとする。育休明け~年小までは全て義務教育外の保育園として、夕方まで預かる。費用は無償の公立か、有償(公的補助有り)だが特色のある私立のどちらかを選択できる。


2 教員免許の再編成 幼年免許、小学免許、中学免許
※ 教員等免許制度も1に合わせて変更する。保育師、幼年教諭、小学教諭、中学教諭とし、小・中免許は教科別とする。免許の違い、学級担任の有無を待遇に反映できるようにする。


3 少人数(25人以下)学級の導入、個別指導の強化と留年制の導入
※ 個に応じた学習計画を作成しきめ細かな個別指導により、基礎基本の徹底を目指す。学年修了時には、統一的な学習達成度評価を実施し、規準を達成したもののみ修了を認める。
 また、修了達成率、保護者からの評価も待遇に反映できるようにする。


4 統合教育(障碍者と健常者の共習)導入
※ 障碍を持った児童・生徒は、保護者が直接行政に介助員を要請した上で、障害の程度にかかわらず通常の学校で履修することができる。それにより、健常者との共習を目指す。


5 ダイナミックな教科の再編成(教科としての英語の本格的導入)
※ 午前中の時間(一日4時間×5日間=20時間)をコアタイムとし、英語を含む5教科を学習する。午前中だけで、1教科平均4時間の学習時間を確保できる。音、図、体、家、道、特等の教科、領域は午後の時間を利用して専科教員の指導により履修するが、必須部分と、選択部分とに分け、希望による選択履修ができるようにする。これにより、例えば、音楽が好きな児童生徒はバイオリンやピアノを学ぶこともでき、美術が好きな児童は油絵や、日本画を履修することも出来る。
 各教科の履修内容も、従来の各教科団体からの意見を集約し積み上げる方法を止め、卒業時点で必要な学力は何か、社会で生きるために必要な学力は何か、という視点で取捨選択していく。
 教科としての英語の導入に当たり、その基礎となる国語教育の在り方を大改訂し、従来の文学教育偏重傾向から、文章を論理的に読み取り、自分の意見を論理的に説明し文字や言葉で表現できる力を育てることを目指す。


6 始業時刻の繰り上げ
※ 働く女性の増加に伴い、早い時間に子どもを送り出せるよう、学校の始業時間を早め、児童を受け入れるようにする。また、授業後は、放課後学級と組み合わせて、最大午後7時頃まで預けられるようにする。それに伴い、児童の送迎は保護者自身が学校まで責任を持ち送迎するか、スクールバスによる送迎を取り入れ、安全を確保するようにする。
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by taketombow | 2007-09-16 09:56 | ニースに接して  

市バス・地下鉄の車内で


 夕暮れの混んだバスでのこと。
 あるバス停から女性が乗ってきて、女子高校生の前へ立った。多分60台半ばには差し掛かっているだろう。両手には大きな荷物を持った
 それに気付いた彼女は少しの間もじもじしていたが、やがて決心し、立っている女性に「どうぞ」と小さな声で言った。すると、言われた女性は怒ったような声で「いいですっ!」と言った。多分、「年寄り扱いされた」ことに不快感を感じたのだろう。
 せっかく良かれと思って声を掛けたその女の子は、恥ずかしそうな顔をして再びその席に座った。



 やはりこれも帰りのバス車内でのこと。

 最近のバスは、ノンステップ型のバスが主流になっている。このバスは中央部に座る分には、段差がなく、乗り降りが非常に楽だ。反面、後部や最前列の座席は高いところに設けられており、二段くらい段差がある。また、通路が拡げられた分、座席は狭い。特に2人掛け席は窮屈だ。

 ターミナルにバスが到着し、バスを待つ列が少しずつ動き出し、人々が順々に乗っていく。70代と覚しき人もいるが、誰も優先席へは座らず後部の一般席から順に座席が埋まっていく。殆どが着席でき、最後に学生風の若者3人が残った。

 空いているのは優先席4人分だけだ。

 一人は周囲をちらりと見て、優先席の端っこにちょこんと座った。他の二人は、吊革を握り立っていた。

 2人掛け座席を一人で使っている人が荷物を膝の上に置き少し詰めるか、お年寄りが優先席に座れば、皆、座れる。

 帰宅時は、誰もが疲れている。



 午後6時頃の地下鉄車内。
 多分お水系のお仕事だろうか、ややケバい雰囲気の女性が座っている。その前へ、年配の男性が立った。年の頃は70歳前後だが、スーツをきちんと着こなし背筋はピンとしている。すると、女性はすっと立ち上がり、席を譲った。
 男性は、やや戸惑った表情を浮かべていたが、苦笑しながら「ありがとう」と言って譲られた席に座った。



 午後5時半過ぎ、私がバス停に向かって歩いていたら、丁度バスがやってきた。
乗り遅れないよう、小走りして、何とか間に合った。すると、やはりこのバスに乗りたいのだろうか、向こうから年配の男性が一生懸命走って来るのが視野に入った。私は、何となく緩慢な動作でバスのステップに足を載せ、バスにゆっくりと乗り込んだ。その男性も何とかバスに間に合った。
 私の一つ前の空いた席に座るとき、彼は小さな声で「ありがとうございました」とささやいた。



 朝の地下鉄。電車に乗り込むとき、入り口近くに立っている私の直ぐそばで、男の罵る声が聞こえる。見ると、若い作業服姿の男が、警備員姿の男性になにやら毒づいている。
「このじじい!・・・・・」「馬鹿野郎!・・」
 警備員の制服を着ているその男性は、60歳前後で、大きなバッグを持っている。電車に乗り込むとき、荷物がぶつかるか何かでトラブルがあったのだろうか。警備員の男性は全く相手にせず無言だったが、作業服の男は次に駅で降りるまで毒づいていた。
 これだけ毒づいて、彼は気分が晴れただろうか。言われた男性はどうだっただろうか。周囲に
居合わせた他の人々はどうだっただろうか。
 一駅の間、毒づいて、一体誰の役に立ったのだろうか。

9月16日に入手した本

これでナットク!植物の謎 植木屋さんも知らないたくましいその生き方 日本植物生理学会・編 講談社・刊 940+TAX円
欲ばり過ぎるニッポンの教育 苅谷剛彦+増田ユリヤ・著 講談社・刊 740+TAX円
スクールソーシャルワークの可能性 学校と福祉の協働・大阪からの発信 山野則子・峯本耕治・編著 ミネルヴァ書房・刊 2,000+TAX円
自殺で遺された人たちのサポートガイド 苦しみを分かち合う癒やしの方法 アン・スモーリン、ジョン・ガイナン・著 高橋祥友・監 柳沢圭子・訳 明石書店・刊 2,400+TAX円
赤とんぼの謎 荒井裕・著 どうぶつ社・刊 1,500+TAX円
脳学 アッ!いま、科学の進む音がした 石浦章一・著 講談社サイエンティフィク・刊 1,600+TAX円
モラルの回復こそ幸せの原点 大島一男・著 晃学出版・刊 1,500+TAX円
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by taketombow | 2007-09-16 01:09 | 雑感  

MANASLU の ストーブ

 ここ10年来よく山へ一緒に行く友人にH氏がいる。H氏はいつも冷静沈着、的確な判断ができるので山のパートナーとしては非常に有り難い存在だ。
 そのH氏から、「もう使わないから」とMANASLUのケロシン(灯油)ストーブをいただいた。
今、中国を「コピー天国」とか揶揄しているが、なかなかどうして私たちの国もその時代はあった。このMANASLU121も SVEA121のコピー品だ。単なるコピーと違うのは、安全バルブ等を追加し、安全性を高めていることだ。
 このHOPEという会社も1985年に廃業し、HOPEブランドは消えたがMANASLUストーブは別の会社が今も製造している。


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このような外箱に入っていた。

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タンクとバーナーヘッドは分解して収納する。

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組み立てるとこの通り、真鍮製のタンクがその古さを物語っている。

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研磨材で磨き上げたら、輝きを取り戻した。MANASLU 121のロゴも甦った。

使い方も至って簡単原始的だ。
1 タンクにバナーヘッドを接続し、漏れの無いよう固く締め付ける。
2 バナーヘッドの下の部分に燃料用アルコールを入れる。
3 アルコールに火を付け予熱する。
4 余熱が修了したらバーナーヘッド部分から音を立てて、炎が吹き出てくる。
5 火力調整のつまみはない。
6 強くするにはポンピングを数回して内圧を高める。
7 弱くするには、安全弁のねじをゆるめて、空気圧とを下げる。
8 空気を完全に抜いてしまえば、消火が出来る。

こちらは、当時の使用説明書
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表表紙
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P1
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P2
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P3
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P4
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裏表紙
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by taketombow | 2007-09-09 14:49 | 私の山歩き  

警察官の矜恃

 先日無くなった作詞家、阿久悠は好きな作詞家の一人だ。
彼の詞の世界は、幅が広く、歌詞の中にドラマがあり、絵画があった。そして、美学があった。
 その阿久悠が書いた本「昭和おもちゃ箱」の中に、気になる一節があったので紹介したい。

彼の父親は、警察官だった。

全国で二十数万人いるといわれている警察官の一番下っ端の警察官で、淡路島を中心に小さな駐在所を転々として55才で警察官を終えた。でも、子どもの阿久悠氏から見ても「見事な」警察官だったという。寡黙で家族とも余り話す方では無かったが、忘れられない言葉が幾つかあるとして、紹介している。

 「その仕事仕事で、言っちゃいけない言葉がある。それを言っちゃあおしまいだよ、という禁句がある。それが”警察官だって、人間なんだ”だ。これさえ言えば楽になる、これさえ持ち出せば許されるというならば。、警察官なんてただの道具で、なんの値打ちもない」

 「やさしさと正しさでは、正しさを選ぶ。なぜならば、やさしさの埋め合わせは出来るが、正しさの修正は出来ないからだ」

 二十数万番目の、田舎の駐在さんでも、職業の資質と倫理について、この程度のことは考えていたのである。

 警察官だけではない、公務員組織はこのような倫理観を持った職員に支えられ仕事をしてきた。そして、我が国の発展を引っ張ってきた。


9月8日に入手した本

高速電力線通信のすべて 日経コミュニケーション・編 日経BP・刊 18,095+TAX円
いじめが終わるとき -基本的解決への提言 芹沢俊介・著 彩流社・刊 1,600+TAX円
裁かれた罪裁けなかった「こころ」 17才の自閉症裁判 佐藤幹夫・著 岩波書店・刊 2,400+TAX円
伝統の逆襲 日本の技が世界ブランドになる日 奥山清行・著 祥伝社・刊 1,600+TAX円
石を積む人 エドワード・ムーニー・Jr・著 杉田七恵・訳 求龍堂・刊 1,400+TAX円
自衛隊 変容のゆくえ 前田哲男・著 岩波書店・刊 740+TAX円
金・銀・銅の日本史 村上隆・著 岩波書店・刊 780+TAX円
ホワイトカラーは給料ドロボーか? 門倉貴史・著 光文社・刊 720+TAX円
日本男児 赤瀬川原平・著 文藝春秋新社・刊 730+TAX円
昭和30年代 「奇跡」と呼ばれた時代の開拓者たち 塩田潮・著 平凡社・刊 880+TAX円
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by taketombow | 2007-09-08 23:53 | 雑感  

チャイナリスク?

 昨年末買い換えた山靴の縫い糸が切れた。
 購入した山道具店を通して修理を依頼したのだが、どうも合点がいかない。糸切れに対してではない。品質の変化に対してだ。
 前回も今回も同じメーカーのほとんど同じ製品なのに、この品質の差は一体どうしてだろう。
私は前回も今回も(株)キャラバンのグランドキングを買った。どういう訳か、このメーカーのこのシリーズが私の足には一番フィットする。一度、値段が倍近くした他メーカー製の靴を履いたことがある。しかし、どうしても足に馴染まず、結局捨ててしまった。その点、このキャラバンのグランドキングは良い。正確な年数は記憶がないが、前に使っていたのは約7年近く履いた。南アルプスだけでも4回も行っている。鈴鹿の山となるともう数え切れない。
 しかし、つま先と甲との切り替え部分辺りの靴底と甲をつなぐゴムが剥がれかけてきた。接着剤で付ければ済む程度だったが、購入後の経過年数を考えて買い換えることにしたのだ。
 なのに、今回の靴は僅か半年で糸が切れた。型番もデザインも価格も僅かしか変わらない。

しいてその他違うところをいえば、製造国が違う。

7年もの間使えた靴は「Made in Romania」
僅か半年で糸切れした靴は「Made in China」

ここにもチャイナリスク(China Risk)があるのか?
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by taketombow | 2007-09-03 17:44 | 私の山歩き