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Googleストリートビュー

 Googleが新しいサービス「Googleストリートビュー」を開始した。

Google マップのストリートビュー
http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/

 自動車で道路を走ったり、散歩したりして目に入る風景をそのまま画像として地図に埋め込んだものだ。
 ある特定の場所を指定すれば、居ながらにしてその道をドライブしたり散歩したりしている気分にさせてくれる。もちろん、視点を変えることも前後左右に移動することも自由自在。カーナビゲーションシステムと組み合わせれば、よりリアルな分かり易いナビゲーションができる。

 玄関のドアや戸の形や色、表札の文字や郵便ポストの色、玄関脇に飾ってある鉢花の色、カーポートの自動車の色・型式・ナンバーまで、きわめて克明に分かる。

 世界ではアメリカとフランスと日本でサービスが始まった。日本では、首都圏、京阪神、仙台、函館、札幌の一部でサービスが始まったばかりだが、数年後には全国が網羅され、政治体制が異なる一部の国を除き、全世界が網羅される日も遠くはないだろう。
  首都圏では幹線道路から始まり、路地裏の生活道路まで網羅された地域もある。
 便利なのだが、その反面極めて大きなリスクも抱え込んでいる。住所氏名が分かれば、家の位置が分かるのは、カーナビや住宅地図と同じだが、それに加えて、玄関の形、ポストの位置、脇の小窓の有無、家の色・形まで分かってしまう。もちろん、駐車してある車の型、色、ナンバーも分かり、富裕の程度まである程度は推測できる。つまり、ネットから空き巣や強盗の下調べができてしまうのだ。これと上空からの映像と組み合わせれば、侵入口から事後の逃走経路までシュミレーションできる。
 某巨大掲示板でときおり発生するトラブルの相手や、事件・事故関係者への"晒し"に使われたら、被害は相当に深刻なものになるだろう。

 私たちは、経済活動が「原則自由」の資本主義社会で暮らしている。その中で、利益の出ないもの、不便なものは淘汰され「より良い」ものだけが生き残る。便利性と利潤だけを貪欲に追求する大きな流れの中で、私たちの何が侵され、失われてしまうのだろうか。

 私たちの「資本主義」は暴走を始めていないだろうか。私たちは、その暴走に修正を加える必要はないのだろうか。


今週の読書ノート(~8月31日)
心理学の世界 教養編5 パーソナリティと臨床の心理学 次元モデルによる統合 杉浦義典/丹野義彦・著 培風館・館 2,100+TAX円
MINERAVA 福祉ライブラリー91 ヒューマンケアを考える さまざまな領域からみる子ども学 月形昭弘・著 ミネルヴァ書房・刊 2,400+TAX円
麦の穂 四季のうた 2008 長谷川櫂・著 中央公論新社・刊 740+TAX円
美しい言葉づかい -フランス人の表現の技術 井村順一・著 中央公論新社・刊 740+TAX円
花はふしぎ なぜ自然界に蒼いバラは存在しないのか? 岩科司・著 講談社・刊 940+TAX円
筋肉はふしぎ 力を生み出すメカニズム 杉晴夫・著 講談社・刊 820+TAX円
「チベット問題」を読み解く 大井功・著 祥伝社・刊 780+TAX円
虫の顔 石井誠・著 八坂書房・刊 1,800+TAX円
野の花・山の花 観察図鑑 東京山草会・編 主婦の友社・刊 1,300+TAX円
NHKスペシャル 最強ウイルス 新型インフルエンザの恐怖 NHK「最強ウイルス」プロジェクト・編 NHK出版・刊 1,000+TAX円
今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい 発酵の本 協和発酵工業・編 日刊工業新聞社・刊 1,400+TAX
オクスフォード 科学の肖像 メンデル エドワード・イーデルソン・著 西だ美緒子・訳 大月書店・刊 1,800+TAX円
北欧教育の秘密 スウェーデンの保育園から就職まで 遠山哲央・著 つげ書房新社・刊 1,800+TAX円
燃料か食料か バイオエタノールの真実 坂内久/大江徹男・編 日本経済新聞社・刊 2,600+TAX円
ナマコのからえばり 椎名誠・著 毎日新聞社・刊 1,400+TAX円
ふたりの品格 永六輔/矢崎泰久・著 講談社・刊 1,400+TAX円
記念日 加納諒一・著 光文社・刊 2,000+TAX円
産声が消えていく 太田靖之・著 祥伝社・刊 1,700+TAX円
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by taketombow | 2008-08-31 21:11 | 雑感  

南アルプス(三伏峠~悪沢岳~赤石岳~椹島)

今年の夏山、後半はやはり南アだった。

南アルプス南部(特に悪沢~聖)は好きな山域だ。

 しかし、この山域への入山はこれで僅かに4回目。交通機関が充実しアプローチが容易になったとは言うものの、あくまでもそれは昔と比べてのこと。それ程南の山は奥深い。

 意識したのは、公共交通機関を利用すること。自動車はガソリン代高騰もさることながら、駐車した地点へ戻らざるを得ず、縦走の山行ができない。登山計画の自由度が制限されるので嫌だ。

第一日 名古屋から中央道の名鉄高速バス、松川ICで大鹿村村営バスに乗り継いで豊倉林道登山口。そこから三伏峠小屋。 歩行時間は2.5時間
第二日 三伏峠から、烏帽子岳、小河内岳、板屋岳、荒川前岳、荒川中岳、悪沢岳を経て中武避難小屋。 歩行時間は8時間
第三日 中岳避難小屋から荒川小屋、大聖寺平、小赤石岳、赤石岳、百間平を経て赤石小屋。 歩行時間は9時間
第四日 赤石小屋から東尾根を経て椹島。椹島からリムジンバス、大井川鉄道、東海道線、新幹線をへて名古屋。 歩行時間は3時間
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2日目の朝、烏帽子岳付近で夜明けを迎えた。
(全てSHARPの携帯電話SH902iで撮ったもの。画像をクリックすれば拡大される。)

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甲斐駒摩利支天のドームが見える。その左は仙丈岳。

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東の空には、雲の上から富士が顔を出す。日が高くなると雲の間に隠れてしまう。多くの場合、朝の一時にだけ見られる貴重な光景だ。
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遠くに小さく、大沢岳が見える。その隣が中盛丸山、そして百間平が見える。兎岳は手前の山の影で見えない。
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中央の朝日が当たっている山が小河内岳。山頂左の部分にはっきりと避難小屋の屋根が見える。
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小河内岳避難小屋と別棟のトイレがはっきり見える。大沢岳、中盛丸山は山頂の左に顔を出している。
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高山裏露営地近くの登山道脇に咲いていた、タカネオダマキ。清楚という言葉がよく似合う。
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赤石岳カールのキバナシャクナゲ。名は「キバナ」だが、花の色は明らかに白い。

赤石小屋の朝。
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悪沢カールを隔てて、千枚岳、悪沢岳のパノラマが展開する。右から、千枚岳、真ん中の最も大きい山が荒川東(悪沢)岳、荒川中岳。荒川前岳は見えていない。


反対側には赤石、兎、聖の堂々たる山体が我々を見下ろす。
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右側の大きな山体は赤石岳の支尾根のピーク。赤石岳山頂は、その横に少し顔を見せているだけだ。その横の小さな白い丸は「名残の月」。左下遠方の見事なピラミッドが、兎岳。
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兎岳のピークの更に左遠方に、聖岳が見える。ほんの僅かな時間しか経っていないのに、もう山の色が違う。


※ 南アルプス南部 入山に際しての若干の注意事項
1 トイレ
  東海フォレスト管理の山小屋はそれなりに管理されているが、それ以外ではある程度の覚悟が必要。
2 生ビール
  椹島にのみ生ビールサーバーがあるだけ。他は缶ビールのみ。小屋によっては「缶ビール」ならぬ「燗ビール」になっていることもあるので、購入前に確認を。
3 大鹿村村営登山バス
  松川インターのバス停が分かり難い。高速道路の料金ゲートの外側にある。高速バスで来た場合は、高速のバス停を降りてから、無料駐車場を横切って少し(数分程度)歩く。
4 椹島への公共交通機関はない。
  しずてつジャストラインの定期バスは廃止になったし、夏期のみ臨時運行予定だった直通バスも、崖崩れのため運行を中止している。登山者用駐車場から徒歩1時間の「白樺荘」までコミュニティバスが運行されているが、8人乗りの1BOXカーのため静岡市役所交通政策課は「登山者は利用しないで欲しい」と言っている。
 また、最も近いタクシー会社は井川タクシー営業所だが、タクシーは3台しか保有していないため、入山前に予約しておかない限り当てにできない。今回も下山直後の午前8時過ぎに電話したのだが、早くても午後3時半過ぎにしか車が空かないとのことだった。
 畑薙第一ダム堰堤下から約22キロの道路を、大井川鉄道井川駅まで歩くところだったが、神奈川県へ帰る登山者の車に便乗させていただくことができ、事なきを得た。

これは、そのタクシー会社へ電話するのに用いたテレホンカード。
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南ア南部は殆どがケータイ電話のエリア外。荒川避難小屋二階の一部分でのみMOVAが通話可能となるだけ。椹島にはDoCoMoの衛星公衆電話が設置されている。テレホンカードしか使えない。東海フォレストの事務所で売っている。1回の通話で、500円のテレカの300円分程度を使う。事前に準備するなら1000円分のカードがあると安心だ。


今週の読書ノート(~8月24日)
医療格差の時代 米山公啓・著 筑摩書房・刊 680+TAX円
私塾のすすめ -ここから創造が生まれる 齋藤孝/梅田望夫・著 ちくま書房・刊 680+TAX円
家族「外」家族 こどものSOSを診る医師たち 椎名篤子・著 集英社・刊 1,300+TAX円
子どもが育つ条件 -家族心理学から考える 柏木惠子・著 岩波書店・刊 740+TAX円
日本語プログラム言語 なでしこ 公式バイブル クジラ飛行船・著 ソシム・刊 3,400+TAX円
脱百名山登山学 石井光造・著 白山書房・刊 1,800+TAX円
花はふしぎ なぜ自然界に青いバラは存在しないのか? 岩科司・著 講談社・刊 940+TAX円
化学トリック=だまされまいぞ! 化学推理クイズ 山崎昶・著 講談社・刊 800+TAX円
ずっと知りたかった 飛行機の事情 お天気とのビミョーな関係 稲葉弘樹・著 東京堂出版・刊 1,600+TAX円
増補 豪華客船の文化史 野間恒・著 NTT出版・刊 3,200+TAX円
世界のLRT 環境都市に復権した次世代交通 三浦幹男/服部重敬・著 2,100+TAX円
さらばブルートレイン! 昭和鉄道紀行 芦原伸・著 講談社・刊 1,800+TAX円
世界一高い木 リチャード・プレストン・著 度会圭子・訳 日経BP社・刊 2,400+TAX円
10代をよりよく生きる読書案内 こやま峰子・編/著 東京書籍・刊 1,400+TAX円 
クラスルーム 折原一・著 理論社・刊 1,600+TAX円
トロール・フェル 上 金のコブレットのゆくえ キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,300+TAX円
トロール・フェル 下 地底王国への扉 キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,300+TAX円
トロール・ミル 上 不気味な警告 キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,300+TAX円
トロール・ミル 下 ふたたび地底王国へ キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,300+TAX円
トロール・ブラッド 上 呪われた船 キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,700+TAX円
トロール・ブラッド 下 長い旅路の果て キャサリン・ラングリッシュ・著 金原瑞人/杉田七恵・訳 あかね書房・刊 1,700+TAX円
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by taketombow | 2008-08-22 22:15 | 私の山歩き  

あっ!やってしまった。

 寝る前に、毎日届く数百通のSPAMメールを処理するのが、日課となっている。
最近のメールソフトのSPAMFILTER機能は素晴らしいが、100%という訳にはいかない。
SPAMメール発信業者も、彼らなりの創意工夫をしているからだ。SPAMメールが正常メールに混じってくるのはまだ良いが、正常メールがSPAMメールと一緒に捨てられてしまうと困る。そんなときに限り大切なメールだったりするものだ。だから、SPAMメールのゴミ箱漁りは欠かせない大事な日課なのだ。
 一昨夜も寝る前にSPAMメールのゴミ箱漁りをしていた。案の定、正常メールが捨てられていたので、中身を見ようとダブルクリックをしたのだが・・・・・・・。
 半分寝ながらやっていたせいか、その下のSPAMメールをクリックしてしまった。
その後はもう・・・・・。

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このようなウインドウが表示されて、画面は真っ青になった。どうせ脅かしのジョークプログラムだろうと思ったので、全て「ノー」をクリックしたつもりだったのだが、最後はこの画面になった。
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デスクトップ画面を改変し、「Antixvirus XP 2008」なる怪しげなウイルス対策ソフトを購入させようとするものだ。その際クレジットカード番号が漏洩する恐れがある上に、キーローガーなどの悪質なソフトが組み込まれている可能性もある。

いつもは生ビール片手にキーボードに向かうのだが、人間ドックを翌日に控えていたので昨夜に限って素面だった。どうもそれがいけなかった(?)ようだ。

「ウイルスバスター2008」の検出名は当初は「JOKE_BLUESCREEN」だけだったので、
改変されたレジストリーキーを削除し、
system32にあった本体の
blphcre2j0e16e.scr
dpa.dbl
pphcre2j0e16e
sysrest32.exeを削除した。そして、再起動したが・・・。

また、上のブルーの画面。更に、「RTKT_AGENT.EBK」なるトロイの木馬型ウイルの警告もでた。

セーフモードで起動し上と同様の作業をして更にシステムの復元ポイント、ブラウザーのキャッシュも削除したが以前画面はブルーのまま。
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その夜は時間切れで、人間ドックから帰ってから取り組んだが、芳しくない。仕方なくトレンドマイクロの窓口に電話をかけた。ここは対応が良く分かりやすいのだが、担当者に繋がるまで最長数十分近く待たされるのが玉にキズだ。やっと繋がった電話でいろいろ教えて貰い電話を切る、指示された通りの作業をして再起動したのだが相変わらず画面は青いままだ。

再び長い時間をかけて窓口に電話をかけ、対処法を聞き、電話の指示に従いファイルの削除をチェック。ウイルスのリアルタイム検索の状況も確認して、削除は終わっただろうということで、画面の回復法は後からメールで教えて貰うことにして電話を切った。

念のため全てのドライブを再チェックしたのだが、今度は新たなウイルスの発見と駆除のアラートが出た。それもゴミ箱からだ。今度は
TROJ_RENOS.AFR と
TROJ_RENOS.AFM
だ。これも「トロイの木馬型」で実害は無いとのことだ。念のためネットワークのトラフィックも゜観察しているが特に異状はない。

再インストールの方が簡単に決まっているが、これはこれでそれなりに面白くなるから不思議だ。

今週の読書ノート(~8月03日)
家族・支援者のための 発達障害サポートマニュアル 古荘純一・著 河出書房新社・刊 2,500+TAX円
被虐待児の精神分析的心理療法  タビストック・クリニックのアプローチ メアリー・ボストン/ロレーヌ・スザー・編/著 平井正三/鵜飼奈津子/西村富士子・監/訳 金剛出版・刊 3,400+TAX円
心的外傷を受けた子どもの治療 愛着を巡って ビヴァリー・ジェームズ・編/著
三輪田明美/ 高畠克子/加藤節子・訳  誠信書房・刊 4,000+TAX円

授業の研究 教師の学習 秋田喜代美/キャサリン・ルイス・編/著 明石書店・刊 2,500+TAX
現実社会で演じる 大人の条件 ビジネス社会における"ヒューマンコミニュケーション" -大学生、若手・中堅社員のために- 三木佳光・編/著 安積義晴/迫谷恒彦/大根一直/中島亮昌・著 IPジャパン・刊 2,381+TAX円
子育て支援の危機 -保育外注化の並を防げるか- 前原寛・著 創成社・刊 800+TAX円
ちがいがわかる 類語使い分け辞典 松井栄一・編 小学館・刊 2,400+TAX円
訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語 笹原宏之・著 光文社・刊 820+TAX円
飛躍するドイツの再生可能エネルギー 地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして 和田武・著 世界文化社・刊 2,300+TAX円
大名屋敷の謎 安藤優一郎・著 集英社・刊 700+TAX円
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by taketombow | 2008-08-02 00:12 | 雑感