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我が家の食客 2

 余り歓迎したい動物ではないが、これらも我が家に居座っている。

先ず最初は 「アブラコウモリ(イエコウモリ)」。
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8年ほど前、我が家の耐震補強の際、同時に外装も一新した。その外装材の隙間に棲んでいるらしく、時折、壁際に数ミリ程度の黒い特大ごま粒状の糞が落ちているのが気になっていた。
 その正体が判明したのは今朝だった。玄関の網戸の外側に掴まったまま寝ていた。周囲が明るくなると動けなくなるのか、つついても逃げようとしない。
 その内に飛び去るだろうから「そのままにしておいたら?」と私は言ったのだが、生き物に比較的寛容な妻も、玄関の網戸を占拠されるのは、流石に許せなかったようで、即時に強制退去処分とした。
 このコウモリは比較的ありふれた種で、都会で夕方の空を飛び回っているコウモリの殆どがこれだという。人家の軒先、瓦の下、戸袋等の他、歩道橋の下等も棲み家になっているらしい。
 多くの昆虫を食べてくれる有益な小型哺乳類なのだが、誰にも好かれない。
 この姿を見ればその理由にも頷ける。どう見ても「可愛い」という感覚からはほど遠い存在だ。

次が、フタモンアシナガバチ。
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性質は温和しく、巣を突いたり、直接刺激をしない限り、積極的に襲ってくることは先ず無いが、我が家には常時数匹が飛来し、メダカ容器の水を飲んでいる。

腹部の2つの黄色く丸い点が特徴。民家の軒先や植木の枝に巣を作り、昆虫を食べてくれる。れっきとした益虫だ。

# by taketombow | 2010-07-27 10:14 | 雑感  

今年の夏山

 退職したら暇になるから、のんびりと過ごす。
一人で「責任」を背負い込まなくて良くなるから、好きなことを好きなだけして気楽に過ごす。

それが夢だったのだが、現実は甘くない。

3月31日、市公館で教育長から直接退職辞令を受け取り、翌日4月1日午前9時に新たな辞令を貰い、新しい勤務。
 のんびりする暇など無いまま、4ヶ月が過ぎた。

変わったのは、勤務開始が午後からになり、時間も少しだけ短くなったことと、土曜が休みでなくなったことだ。収入も約5分の一になったが、深夜・早朝・日曜・祝日と野別幕なしに鳴っていた携帯電話がピタリと静かになったことがそれに変えても嬉しい。
 地震・水害等大災害が起きても、家族をほったらかして災害対策本部へ詰めることも必要なくなった。

しかし、

山へ行きにくくなってしまった。何よりも土日の連休が無くなったのが相当痛い。

あれこれ遣り繰りし、やっと確保したこの夏の休日は2回、計5日。後立山、不帰ノ劍と富士山を歩く予定。富士山は、若い頃、麓から走って登るレースに出たことがある。それ以来だ。後立山は一昨年の続きだ。

 そう言えば、昨年の剣では、カニの縦バイの手前で、重要で微妙な用件の電話がなったことを覚えている。
今年は携帯そのものを持って行かないつもりだ。

# by taketombow | 2010-07-26 23:37 | 私の山歩き  

我が家の食客

我が家には二人(?)の食客がいる。
時二郎と美幸。
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時二郎はトノサマガエル、美幸はニホンカナヘビだ。美幸の存在に気付いてから、かれこれ30年近くになるので、多分何代目かであろう。時二郎は新顔。最近ちょくちょく見かけるようになった。ニホンメダカを飼っているスチロール製のトロ箱がお気に入りで、時折このように顔を出し外の様子を窺っている。
 慣れてみるとそれなりに可愛いものだ。

# by taketombow | 2010-07-20 09:03 | 雑感  

相当に信用無いようだ。

相当に信用無いようだ。_d0054692_04414.jpg

 御在所岳や鎌ヶ岳へ登った後は、蒼滝口にある国民宿舎「湯ノ山ロッジ」へ立ち寄る。
温泉で汗を流した後、生ビールを飲むためだ。
 「温泉セット」(温泉+生中)が1000円。バス停の前だから、飲んだ後、何とか名古屋行きの高速バスに乗込めれば、後は名古屋まで1時間ただ寝るだけだ。

 そのバス停から湯ノ山ロッジへ行く橋の入り口で見つけたのがこの看板。

「本当に行けません」

の言葉が面白い。

# by taketombow | 2010-07-20 00:11 | 雑感  

小学校の水泳指導、野外活動へバウチャー制の導入を!

<中教審>小中の学級編成基準引き下げなどを提言 分科会

現在、この答申通りに実施するには相当な困難がある。まず、財政状況が許さないだろう。予算的に、文科省だけを突出して優遇する訳にはいくまい。
しかし、文科省内部での調整ならそれも容易だ。
あとは、既成概念をどこまで振り払うことができるかだけだ。果たして今の政府にできるだろうか?

私は、現職時代、以下のような疑問を常に持っていた。

1 学校教育に水泳はどうしても必要か?
2 必須としても、プールを各学校に設置しなければ、子どもは水泳を学べないか。
3 水泳は、学校の担任教師が指導しなければならないことか。

4 野外活動は学校教育の中で実施しなければならないことか。
5 個別参加でなく、学級、学年単位の参加でなければならない理由はあるのか。

そして、出した結論が

① 小学校プールの廃止或いは温水化&地域運営
② 学校単位の野外活動の廃止

勿論、水泳指導や野外活動を止めるのではない。現行教育課程に定めた時間数分の利用券(バウチャー)を配布し、それを使って認定スイミングで学ぶのだ。子どもは好きな時間・場所に学ぶことができ、学校はその10時間分を他の教科の学習に使うことができる。更に、スイミングクラブを中心に内需拡大効果も期待できる。
 これによって、私の試算では、全国で約1兆数千億円節約できる。(粗忽者の私のことだ。桁違いや大きな計算間違い有るかもしれない。そのときはご指摘戴きたい) 

試算の積算根拠は後述。

 野外活動にしても、中規模以上の都市では、それぞれ個別の野外活動施設をもっているが、その維持に四苦八苦している。運営を外部委託するなどしてやりくりしているが、公費の補填でなんとかまかなっている状態だろう。学校、学級単位での実施にこだわらなければ、施設は必要ない。民間の野外活動プログラムに参加させ、それを一定の単位として認定すればよい。子どもたちは、学校から完全に離れ、他の学校学年の見知らぬ友との新しい出会いの中で、様々な可能性を見つけていくだろう。
 ある、一定額をバウチャーとして支給し、一部の自己負担金を上乗せして参加できるよう、一定の要件に合致したプログラムを認定すればよい。
 こちらの方は、委託費用が分からないので、削減額は算定不能。

 これらによって、6年間で約80時間の授業時間が新たに生み出され、教師負担も大幅に軽減される。

積算根拠はこうだ。

# by taketombow | 2010-07-13 11:53 | ニースに接して