「二人の世界」

またまた、YouTube ネタだ。

「二人の世界」という歌がある。真っ先に頭に浮かぶのは、石原裕次郎の曲。カラオケ等へ行くと必ずこれをリクエストし、女性にデュエットを強いるおじさまがいる、デュエットの定番ソングの一つでもある。

先日見つけたのは、もう一つの「二人の世界」。
竹脇無我と栗原小巻が出演した同名のテレビドラマ(この頃はまだ白黒放送だったかな?)の主題歌だ。

歌詞が実に良い。
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YouTube上のこの曲に寄せられたコメントに、このような一節があった。

ほんとに  歌詞が素敵ですね
今時の曲のように 英語のフレーズを多用せずとも  こんなにも  恋心は  切なく美しく 表現できるんですね



曲のイメージとはずれた画像が残念だが、曲そのものは十分堪能できる。

歌手自身が唄う映像はこれ。

やや力み気味で、曲も短縮版となっている。

淡く、青く、そして切ない恋心。そんな時代はだれにもあったはず。青春、だれもが詩人であり、歌人であった。

Moreそこで、日本語を考える本を幾つか読み漁ってみた。
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# by taketombow | 2009-11-29 22:01 | 雑感  

終わるわけにはいかないのだ!

 今、本業で課題が山積し、気が重く、このブログも中々更新するという気分になれない。

各エントリーへせっかく頂いたのコメントにも、コメントバックはできないままになっている。

また、自分の気持ちにゆとりのないまま文章を書くと、痛烈な批判や皮肉に満ちた嫌な文しか書けないような気がするので、自重している面もある。

明日までに仕上げる書類も金曜日に自宅へ持ち帰ったが、遅々として進まない。


これは、気分転換に彷徨ったネットで、先程拾った写真。

担当者の「単純ミス」なのだが、たかが「単純ミス」だと笑い飛ばしきれない現在の社会情勢と、私の気分が気懸りだ。
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今終わって貰っては困るのだ!!

※ 先程、知人が廃業したという便りが届いた。今年になってから何件目になるのだろう。
 工場・事務所と自宅も兼ねていたから、家と、仕事を同時に失った。これからどうやって生きていくのだろうか。年齢で言えば私の父母に当たる世代だ。もう再起を期す時間は残っていない。豪邸暮らしから一転、公共住宅暮らしとなった落差に、彼らの心は耐えられるだろうか。彼らの家族は、多くの従業員とその家族の生活はどうなるのだろうか?
 その私もそろそろ定年。人の事を心配しているゆとりも実はないのだが。
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# by taketombow | 2009-11-08 14:24 | 雑感  

TRY TO REMEMBER

 急に寒くなって、夜間は素足だと寒く感じるようになった。
酒もビールよりも燗酒が合うようになってきた。

 焼いたギンナンの殻を剥きながら、チビリチビリとやっていたら、いつの間にか口ずさんでいたのがこの歌。

「TRY TO REMEMBER」 The Brothers Four

もともとは、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「ファンタスティック」の挿入歌でハリー・ベラフォンテの歌で有名になった曲。後に、フォークグループ、ブラザース・フォアの歌で日本にでもポピュラーな曲となった。

この曲は、中国・香港・台湾・韓国で放送された人気テレビドラマ「Silence」のバックに流されたものらしい。

歌っているのはブラザーズ・フォー、音源は昔のもの。このグループは現在も活動しており、毎年来日している。だが、今ではテンポが余りにもゆっくり過ぎ、昔の曲とは全く別物になってしまっている。


Try to Remember

Try to remember the kind of September
When life was slow and oh so mellow 
Try to remember the kind of September 
When grass was green and grain was yellow 
Try to remember the kind of September 
When you were a young and callow fellow 
Try to remember and if you remember 
Then follow, follow, follow…  

Try to remember when life was so tender 
that no one wept except the willow 
Try to remember when life was so tender 
And dreams were kept beside your pillow 
Try to remember when life was so tender 
When love was an ember about to billow 
Try to remember and if you remember  
Then follow… follow…  


Deep in December it's nice to remember  
Although you know the snow will follow  
Deep in December, it's nice to remember 
Without a hurt, the heart is hollow 
Deep in December, it's nice to remember 
The fire of September, that made us mellow 
Deep in December our hearts should remember 
And follow… follow…  

私の好きな香港のB級映画「玻璃の城」は、全編にわたりこの歌がバックに流れる。70年代の大学紛争から、香港返還前後の喧噪。父と息子、母と娘、2世代にわたる恋愛もの。時代の大きな節目、大学紛争を経験した団塊の世代には、自分の半生と重なり、いつの間にか感情移入できるかもしれない。

 女優のスー・チーもちょっと良い。
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# by taketombow | 2009-10-06 23:38 | 雑感  

尖った素晴らしき単機能機 pomera

デジタルメモ「ポメラ」が届いた。
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畳んだところ。ほぼ文庫本1冊程度の大きさだが、やや厚く、見かけよりも重い。
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開いたところ。見かけよりも意外にしっかりしているキーボード。手応えは良く、使いやすい。

 昨年末の発売時に面白いと思ったが、コンセプトが新鮮でその思い切りが良さが不安でもあり、購入を迷っていた。その後、身の回りに使う人が少しずつ現れ、それなりの良い評価も目に付くようになった。
 27、300円という定価も、購入を躊躇させる一因であったが、amazonでの価格が16、205円になってきたので、購入を決意した。

 KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10シロ パールホワイト

 何よりも、バスや地下鉄の車内でもテキスト入力できるのがうれしい。今まで読書か睡眠にしか使えなかった時間が、より生産的な時間になった。

当初は、
・入力文字数に制約がある。
・ネットワークやインターネットに接続できない。
など、

 欠けている機能だけが妙に気になったが、この商品のコンセプト「デジタル"メモ"」という点に立ち戻れば、納得できる。むしろ、その思いっきりの良さ、潔さに感心する。

 そうだ、これはメモ帳なのだ。開ければ直ちに電源ON、2秒で起動、閉じればデータをバックアップしてシヤットダウン。
 地下鉄やバスの車内でひらめいたアイデアや浮かんだ文章が、そのまま記録できるのは実に便利だ。

 もちろん,やや物足りない部分もある。

 終了時のカーソル位置が保存されないのは不便だし、モノクロ画面は反射式でバックライトはない。当然、輝度調節はできない。
 ”待ち合わせの間、やや薄暗いカフェの片隅で仕事”等というシチュエーションは、まず不可能だろう。

このエントリーは、テレビの点いた居間で、焼酎を飲みつつpomeraで入力した文章をPCへ送りアップしたもの。

More 今週の読書ノート(~09月06日)
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# by taketombow | 2009-08-28 21:52 | 雑感  

結果が問題なのではない。真の課題は、それをどう生かすかだ。

 政権が過渡期にあるとき、通常、重要な施策(勿論緊要なものは例外だが)はひとまず様子見を決め込み、選挙結果に直接影響しそうなデータを行政側が出すこと控える。

 しかし、今週はこれが2つ続いた。
1 人事院勧告の完全実施の決定。
国家公務員給与、年15万円減 人事院勧告を完全実施
2 全国学力調査の結果発表。
学力テスト、上位県の固定化鮮明 09年度、文科省が結果公表

学力テストは何の為か

私はこれを、中央官僚が民主党側にすり寄ったと見た。民主党の支持母体同盟傘下の「官公労」にしてみれば、給与下げなんて呑めるはずがない。しかし、民主党政権として考えると、政権交代後に勧告無視の姿勢をとれば、労組に弱腰と叩かれるのは目に見えている。自民政権の間に決定すれば、自民党に責任転嫁できる。また、公務員給与を下げることは、財務省も自民党も異論はない。民主党は「官公労」に対し「政権末期のどさくさにやられてしまった」と言い訳すればよい。

 まっ、こんなもんだろう。

やっかいなのは2の「全国学力調査の結果発表。」だ。

「格差の固定化」「経済力と学力との間に相関関係がある」
これを投票日3日前に敢えて公表することに、どのような意図があるのだろうか。そして、それはどの政党に有利に働くのだろうか。

「経済力と学力との間に相関関係がある」これは地域間で見ても、個々の家庭で見てもはっきりしている。これは、誰でも知っており、薄々感づいていても敢えて言葉に出さなかっただけのことだ。
 全体の傾向としては、貧しい地域や家庭は、親の意識が低く基本的生活習慣の定着も不完全で満足な教育を受けられず低学力で低学歴に甘んじ、、社会の底辺層を形成する。経済的に恵まれている地域や家庭では、親の意識が高く、基本的生活習慣が定着しており豊かな教育を受け学力が高くなり、高学歴を得て、社会の中層から上層を形成する。
 
 問題はここからなのだ。貧しい人を更に貧しくし、生活困窮度を高めた後でこれらの現実を白日の下に晒した。そしてその後、政治はどうしたか。これからどうしようとしているのかだ。

根本は経済的な問題なのだ。

 教育困難地域・校に手厚い予算配慮をしたのだろうか、手厚い人員配置をしたのだろうか。財政難の折とはいえ、毎年数十%規模の教育予算削減をし、どこかの知事のように教育委員会批判、公務員批判の先頭に立ち与論を煽るだけで問題は解決するのだろうか。

 「とても子どもの教育どころではない」と言う状況の経済的困窮家庭への生活保護費、就学援助費の増額、基準の緩和、一人親家庭への援助の拡充等はなされたのだろうか。

 答えは全て「NO」だ。為されたことは全て逆のことだ。援助費の減額、規準の厳格化、廃止等が続いた。

 結局、この学力調査でなされたことは、経済的困難地域・家庭の保護者児童の劣等感を裏打ちし、上層への階層移動の希望を早期に諦めさせ、階層固定化の方向へと社会意識を誘導することだった。そして、「早寝、早起き、朝ご飯」が困難な家庭に手を差し伸べることなく、「自己責任」と罵倒することでしかなかった。

 家庭と学校を批判し、そちらに注意を引きつけておき、まんまと政治の責任から免れたのだ。

※ 最後に、あまり書かれないことだが、学力テスト日本一の秋田県だが、大学進学率は全国でも最下位クラスである。これは、秋田の子ども達の学力が高校になると低下するのではない。むしろ、平均よりも良いくらいだ。大学へ進学したくても、する学力があってもできないのだ。

 義務教育段階では、行政や教師家庭の頑張りで何とかなる。親が現在の生活を切り詰め塾やお稽古事の金は捻出できる。大学でも自宅通学なら子どももアルバイトをしながらできるかも知れない。しかし、遠隔地へ下宿するとなると話は別だ。国立大学でも月に20万の仕送りが必要だ。私学となれば更に額は嵩む。これを毎月楽に捻出できる家庭はそうは多くあるまい。また、県下に自宅通学可能な有力大学もそう多くないし、大学卒業後に働く仕事も少ない。大学進学を困難にする要素はあっても、進学へのモチベーションを高める要素は何一つ無いのだ。
 国や銀行の教育ローンという制度もある。しかし、就職状況が格段に厳しい現在、卒業後に就職できる保証は何一つ無い。就職し返済できなければ、卒業と同時に債務不履行のブラックリストに載り、新たなローンも組めず、クレジットカードも契約できなくなる。この経済的環境の中で「借りる」という選択はリスクが高すぎる。
 都会なら、学力があれば国立大学、更に経済的に恵まれていれば有力私大、学力に多少の不安があっても、その他の私大という選択肢がある。そして、それは自宅通学なら可能だ。学力テスト結果では下位グループに属するの大阪だが、大学進学率は高い。短大、専門学校をも含めればその数値は更に跳ね上がる。つまり、大都市圏の自宅通学可能範囲に住んでいれば、学力が無くても、ときには意欲さえもなくても、後期高等教育を受けることができる。
 しかし、地方居住者は、学力と意欲があっても、家庭に経済力がなければ、進学の道は閉ざされる
。遠隔地での下宿となると親も本人も大変だ。学費のほかに生活費がいる。それがネックとなって、学力も意欲もある若者達が、先の希望を絶たれているとしたら、個々の問題ではなく、国家的な大きな損失だ。
 貸付でなく給付形式の奨学金を、そして下宿代を含めたトータルな生活費までカバーする奨学金が必要だ。

 これが実現したら初めて秋田県は「学力全国一」になれる。もちろん、県や市レベルでできる施策ではない。国が考える事だ。

 何処に生まれたかで、若者の将来が制限されてはならない。

以下は文部科学省の実施した「平成20年度学校基本調査」のテータから割りだした大学進学率の推計値
 推計値というのは大学を4年制全日制の大学に限定したことと、その年の卒業生数が見当たらなかったので全日制の3年生の数値を使って算出したためだ。正確ではないが傾向は見て取れるだろう。

県名  大学進学者   高三男   高三女  大学進学率
北海道  16,319   24,446   23,626  33.95%
青森    4,800     6,961    6,633   35.31%
岩手    4,416    6,789   6,640   32.88%
宮城    8,975   10,745  10,498   42.25%
秋田    3,662    5,163   4,986   36.08%

山形    4,579    5,865   5,849   39.09%
福島    7,421   10,549   9,985   36.14%
茨城    12,573  13,534  12,956   47.46%
栃木     9,048   9,793   9,065   47.98%
群馬     8,162   8,816   8,376   47.48%

埼玉    26,6022  8,046  25,700   49.50%
千葉    21,986  23,627  22,792   47.36%
東京    57,063  47,880  49,327   58.70%
神奈川   32,094  30,135   29,874   53.48%
新潟     9,279  11,163   10,797   42.25%

富山     4,196   4,608   4,516   45.99%
石川     4,715   5,139   5,226   45.49%
福井     3,673   3,886   3,924   47.03%
山梨     4,400   4,586   4,169   50.26%
長野     7,984   9,875   9,659   40.87%

岐阜     9,105   9,559   9,223   48.48%
静岡    15,879  16,869  16,155   48.08%
愛知    30,854  29,865  29,776   51.73%
三重     7,547   8,513   8,255   45.01%
滋賀     5,756   6,381   6,141   45.97%

京都    12,921  11,199  11,475   56.99%
大阪    33,082  34,206  33,781   48.66%
兵庫    24,429  22,770  23,347   52.97%
奈良     5,967   6,222   6,017   48.75%
和歌山   4,200   4,982    4,923   42.40%

鳥取    1,843    2,942   2,859   31.77%
島根    2,534    3,574   3,355   36.57%
岡山    8,014    8,927   8,907   44.94%
広島   13,448   12,098  12,150   55.46%
山口    4,441    6,004   5,857   37.44%

徳島    3,358    3,601   3,507   47.24%
香川    3,823    4,336   4,343   44.05%
愛媛    6,059    6,386   6,061   48.68%
高知    2,439    3,432   3,581   34.78%
福岡   19,329   21,404  21,156   45.42%

佐賀    3,214    4,683   4,437   35.24%
長崎    5,364    7,305   7,291   36.75%
熊本    6,193    8,624   8,375   36.43%
大分    4,112    5,706   5,384   37.08%
宮崎    3,881    5,686   5,537   34.58%

鹿児島   5,283    8,746   8,940   29.87%
沖縄    4,969    7,792   7,715   32.04%


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# by taketombow | 2009-08-27 22:06 | ニースに接して