同級生の訃報
今朝、大学の同級生の訃報が廻ってきた。
クモ膜下出血だったという。
28日に「目眩がする」と言って入院し、そのまま帰らぬ人となった。学生時代、彼は山岳部に所属し岩登りに興じていた。ザイルを肩にかけ、カラビナやその他の金具をガチャガチャさせて歩いていた姿が目に浮かぶ。
私は岩登りは怖いので専ら稜線歩き専門だった。御在所岳の「兎の耳」の泊場でテントを張り合宿している彼らの姿をよく見かけたものだ。
同じ職業を選び、同じ地域に就職したが、最近はすれ違っても「よっ!」と言葉を交わす程度だった。昨夏、同じ科の仲間数人と共に酒を飲んだのがゆっくり語り合った機会としては最後となった。
岩登りをやる彼の方が早く逝くだろうとは思っていたが、それは山を続けていればのこと。卒業と共に山も卒業した彼と、未だに卒業できない私とでは、リスクは私の方が高いはずだ。
でも、取り敢えず私は今のところ生きている。もう少し健康管理には真剣になろうかな。
彼も健康管理はきちんとしていた筈だが。余り苦しまずに亡くなったことがせめてもの慰めか。
明日の通夜、私は、彼の遺影にどんな言葉をかけるのだろうか。
クモ膜下出血だったという。
28日に「目眩がする」と言って入院し、そのまま帰らぬ人となった。学生時代、彼は山岳部に所属し岩登りに興じていた。ザイルを肩にかけ、カラビナやその他の金具をガチャガチャさせて歩いていた姿が目に浮かぶ。
私は岩登りは怖いので専ら稜線歩き専門だった。御在所岳の「兎の耳」の泊場でテントを張り合宿している彼らの姿をよく見かけたものだ。
同じ職業を選び、同じ地域に就職したが、最近はすれ違っても「よっ!」と言葉を交わす程度だった。昨夏、同じ科の仲間数人と共に酒を飲んだのがゆっくり語り合った機会としては最後となった。
岩登りをやる彼の方が早く逝くだろうとは思っていたが、それは山を続けていればのこと。卒業と共に山も卒業した彼と、未だに卒業できない私とでは、リスクは私の方が高いはずだ。
でも、取り敢えず私は今のところ生きている。もう少し健康管理には真剣になろうかな。
彼も健康管理はきちんとしていた筈だが。余り苦しまずに亡くなったことがせめてもの慰めか。
明日の通夜、私は、彼の遺影にどんな言葉をかけるのだろうか。
by taketombow | 2007-07-31 22:05 | 私の山歩き