御在所岳初日の出登山
中道を通って、朝暘台へ着いたのは、6時45分頃。
空はほぼ白みかけていたが、渥美半島の上に横に広がった雲から、太陽はなかなか顔を出さない。雲の一部がオレンジ色に染まってからが長い。風は冷たく強い。二重の手袋の中にも寒気は忍び込んできて、指先が冷たいを通り越して痛い。御在所ロープウェイ初日の出運転で山頂までやってきた観光客で、朝暘台は結構人が多い。
いよいよ日の出だ。
先ほどからスタンバイしていたケータイを太陽に向けると、何と言うことだ。バッテリーの容量低下で敢えなくダウン。
ということで、初日の出の画像はない。
これは、オバレ岩より少し上部から見た四日市方面の夜景。(午前5時43分頃)
前日しっかりチャージしておいたから、残量不足というよりは、低温によるバッテリーの一時的な劣化だろう。その証拠に下山後湯の山街道を走っているときにチェックしたら、フル充電のマークが出ていた。
あまりの寒さに、食事も飲み物も省略し、そそくさと下山した。
下山開始7時10分、登山口帰着午前8時10分。自宅到着午前9時。
登山道の様子
「朝暘台付近」
雪は頂上付近のみ5~6センチ。
「中道」
山上公園下の鎖場の手前から水に濡れた岩に氷がカチカチについて非常に滑りやすくなっている。ほんの僅かな区間でだがアイゼンは必須。スパッツは不要。
「一の谷新道」
雪が凍っていてアイゼンは効くが、使うか使わないかは非常に迷うところ。あれば滑らないが、木の根等に引っかかり易くなり却って危ない面もある。
・ピッケルは使う場面なし。ストックもラッセルリング装着の必要はない。雪が殆ど無いため、いろんなものに却って引っかかりやすくなるだけだ。
・ハイドレーションシステムを用意した。水のバッグは凍らないようにザックの中へ入れて保温したが、外部へ露出しているチューブの部分が凍結し全く役に立たず。
これらは、本日未明から日の出直後の状態なので、太陽が上がり気温が上昇すれば状況は当然大きく変わる。
by taketombow | 2008-01-01 19:57 | 私の山歩き